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フレデイ タンさん のコメント

米国の確たる支配層はイスラエルロビーであり、軍産複合体であり、ウオール街であり、CIAでもあり、ネオコン・シオニズムというカルト集団でもありますが、このことはカナダの元外交官だったピーター・デイル・スコットの最近の著作「THE AMERICAN DEEP STATE」にも詳述されています。

この言わば盤石な米独裁体制は、私の目には、「強欲」が推進力になっているように見えます。中国共産党と人民解放軍の独裁体制が目指す「人民の利益確保」と比較してどちらが人道主義に照らして優位にあるかは論じるまでもありません。

「強欲」に従う米支配層が描く国際政治にマッチする大統領候補はヒラリーです。しかし、FBIが乗り出して、ヒラリーの弱点を突くのであれば、FBIは「強欲」に反旗を翻していると言えそうです。

一方、トランプがメキシコ人と回教徒を締め出す政策を取るのであれば、彼は「国家主義」を標榜することを意味し、支配層の「強欲」による世界支配というスローガンに背反することになります。

米国の支配層とヒラリー或いはトランプのミスマッチ、或いは混乱というべきか、ともかく、そんな状況はサンダースが勝つサプライズを起こしそうです。米大統領選は俄然面白くなってきました。
No.1
106ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
1:1: 2 月 9 日ニューハンプシャー予備選の共和党結果は次のとおりである。 トランプ   35.3 % ケーシック  15.8 % クルーズ   11.7 % ブッシュ   11.0 % ルビオ    10.5 % 2:トランプ氏が人物的、政策的に、米国大統領にふさわしくないことは多くの識者の一致する点である。  人物的には、全ての共和党予備選大統領候補を激しく罵ることで注目を浴び、それで一定層の支持を得た。  政策的には、①全イスラム教徒の入国を禁止する、②メキシコとの国境線に壁をメキシコ側に作らせる等、明らかに米国自身の利益にも反することを、選挙目的だけに述べてきている。  個人攻撃と同じように対立を作り、その対立で特定の支持層を獲得していく手法である。  現在共和党員の支持は35%程度で今後これを上回ることはない。 3:しかしニューハンプシャー予備選を通じて、トランプ氏が共和党の指名を獲得する可能性
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。