NakaBBさん のコメント
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高山辰雄氏は独自の幻想的な画風の日本画家であった。私は日展で死亡を示す黒いリボンのついた作品を見た気がするが、別人かもしれない。
彼の画集『存在追憶 限りなき時の中に』を見ていた。引用してみたいと思います。
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・終戦後、日本画滅亡論ということがしきりに言われるようになりました。
世の中全体がそうした風潮だったのですが、当時は欧米の文化が最高で、日本の伝統的なものはもういらない、といった意見が声高にいわれるようになっていたのです。(省略)日本画なんて時代にそぐわない、もう古い、というのです。
体制などというものは、実に簡単にひっくり返るものだと思いました。
先輩たちkらも「君、どうしたらいい」と訊かれたりしたこともありました。
しかし私は、終わりだろうと始まりだろうと、自分の絵をやっていればいいと思っていま
自分の道を追求するというのは、生きる基本とする指針だとは思う。そんなことばかりしていたら自分の人生はめちゃくちゃになってしまうという人は多いかもしれないけれど、そうやって人並みの人生を選択することで自分の人生を諦めることが正解だとはどうしても思えない。ただ誰も自分の人生の結果の責任は取ってくれない。自分で選択するしかない。
現代という時代の特性かもしれないが、社会の要請から自分を型にはめ込んでいくという人生が、ステレオタイプとなっている気がする。ゲームのように敵を倒せばいいというわけでもない。誰かが指摘しているように、自分の中にある生命力を呼び覚ますしかない気がする。
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