KUBOTAさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
TPP 交渉差し止め・違憲訴訟、第 3 回弁論、 2 月 22 日 14 時 30 分、東京地方裁判所103法廷。原告の一員として私も意見陳述。当初拒否されるのでないかと危惧されたが許される。
準備書面では次のことを主張する方針。
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今回のTPP協定の内容は、アメリカを拠点とするグローバル資本の利益が最優先、日本の社会の仕組みや国民の権利がこれに従属する形で変容させられる。
投資家体国家間の紛争解決条項( ISD 条項)が日本の司法権を否定し、日本の憲法原理を破壊する極めて危険なもの
日本は 1858 年日米修好通商条約を結び、次いでイギリス・オランダ・ロシア・フランスと相次ぎ締結した各条約で治外法権を認め、関税の自主権を放棄。この結果明治時代前半の外交はこの撤廃を最大の眼目にすることに終始、その完全な撤廃は日清戦争後の 1899 年日米通商航海条約の発効まで待たざるを得
「ISD条項によって、まさに憲法41条や憲法76条といった憲法の根本原理が否定される事態が現出するのであり、絶対に許されてはなりません。裁判所がこのようなISD,条項の危険性を見逃すことがあるとすれば、それは司法の自己否定。貴裁判所が毅然とて見識ある判断をなされるよう強く期待。」
ちなみに,憲法41条:【国会の地位・立法権】,憲法76条:【司法権・裁判所,特別裁判所の禁止,裁判官の独立】.
ここまで原告に問われても,裁判官がISD条項に意見を唱えない・応えない(答えない)とするならば,裁判官の方々そのものが,自分達自身の存在価値・在り方を否定する事にもつながりますので,核心を突いた非常に鋭い貴重な陳述だったと受け止めます.
陳述時間の一人2分,合計30分は苦労して確保したとのことIWJで視聴しました.書面陳述と肉声陳述とでは裁判官の心への響きにおいてかなり違うもので,貴重な意見陳述枠だったと考えます.次回第4回弁論は4月11日14時30分からとの事,今後の裁判の展開に注目いたします.(2016年2月23日)
【追記】別件で,STAP細胞の小保方氏書籍の書き込みがありましたが,この件,ご存じとは思いますが,下記ブログのNo.1~No.127のコメントが,かなり科学的に問題の本質を捉えていると考えます.参考まで.
<泉富士夫氏「お知らせ+活動記録+たわごと」ブログ> :武田ブログの「難波先生より」のコメント記事にリンクさせている.
【STAP細胞に関する難波紘二先生の辛辣なコメント】
http://blog.fujioizumi.verse.jp/?eid=247
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