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フレデイ タンさん のコメント

郷原信郎氏の指摘「動かない検察は政権の意向忖度」は全くその通りだと私も思います。

既に故人となった元特捜検事田中森一はその著作「反転」に次の文章を載せて居ます。

「検察庁は同じ司法界の組織であっても行政機関から独立している裁判所とはそもそも性格が違う。検察は法務省の一機関であって日本の行政機関の一翼を担っている。だから事実関係と証拠関係だけで判断できる裁判所と違って検察は行政組織として国策のことも考えなければならない。しぜん、時の権力者と同じような発想をする。-----当時の検察上層部は本庁の法務省の官僚を長年務めた者が大半。権力者の発想になるのは当然だとも言える。その時の国の体制を護持し安定させることを専一に考える」

上記は20年前の状況を言っていますが、今はもっとひどくなっていると思うのです。

CIAを研究している米国やカナダの学者たちにはCIAの戦後日本に於ける最初の仕事は東京特捜部の構築、岸信介、笹川良一、児玉誉志男への資金提供だったことは常識的事実であって、東京特捜部はCIAの日本に於けるコルレス関係が今も厳然としてあり、韓国のKCIAと同じような機能とキャパシテイを保有しているに違いないと思ってもさほど見当違いとは考えにくいのです。

そう考えれば郷原氏の忖度という表現は上品すぎると感じざるを得ません。
No.3
106ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
  3 月 14 日日刊ゲンダイ「甘利問題なぜ動かず 弁護士・郷原信郎氏“検察の忖度”指摘」の抜粋 ■「賄賂」系は公務の廉潔性を損ない悪質 ――甘利疑惑はずっと「悪質」と指摘されていますね。    甘利前大臣は大臣室で受け取った50万円を含め合計100万円の現金受領と、秘書が500万円の受領を認めています。現金を渡した建設業の元総務担当者の録音テープでも、“口利き”の際の面談や金銭授受の場面が記録されている。大臣が特定業者から相談や依頼を受けて対応し、現金を受領したのであれば前代未聞。辞任は当然です。 「政治とカネ」の問題は「政治資金の公開」系、「寄付制限」系、「賄賂」系の3つに大別できます。 政治資金は通常、寄付やその使途が政治資金収支報告書で公開されている。政治家や政党の活動が政治資金によって不当な影響を受けていないかどうかを監視するためです。そこで、収支報告書の虚偽記載などが問われ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。