麻雀最強戦の対局で飛び出した「凄い一打」をピックアップ。その一打のどこが凄いのか? 打ち手が考えていたことは何か?
視聴者の皆さんも実戦ですぐに使えるかもしれないテクニック・戦術について、麻雀最強戦オフィシャルレポーターである梶本琢程(梶やん)が丁寧に紹介します。[毎週月曜日更新]


皆さん、こんにちは。麻雀最強戦オフィシャルレポーターの梶本です。


さて、今月末は「新鋭プロ代表決定戦」が開催されます。

出場選手は次の8名。
出場選手
【A卓】鈴木達也 井出康平 滝沢和典 猿川真寿
【B卓】村上淳 石井一馬 小林剛 勝又健志

昨年の覇者、猿川プロはA卓の出場となります。A卓は無料配信になりますので、ぜひご覧ください!

さて、それに先立ちまして麻雀最強戦チャンネルでは、7月21日21時より3夜連続で「麻雀最強戦新鋭プロ戦直前SP」を配信します。過去の新鋭プロ代表決定戦の決勝戦を配信します。2011年・2012年の決勝戦は無料配信、2013年の決勝戦も東2局までは無料で配信します。こちらもお楽しみに!

さて、今回は初日の放送になる麻雀最強戦2011新鋭プロ代表決定戦で飛び出した佐々木寿人プロの凄い一打について採りあげます。


東2局4本場、親の鈴木優プロが他家に3万点近いリードという状況。これ以上連荘されるわけにはいかないと南家・寿人プロが役牌の南をポン。
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しかし、その後、鈴木プロに五索八索のシャンポン待ちのタンヤオテンパイが入ります。さらに5巡目には六索を引き、ピンフに変化したところでリーチがかかりました。
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このリーチを受けた一発目。寿人プロの手牌が次の形になります。

四索五索二萬三萬五萬七萬七萬二筒北北 南南横南 ツモ三索 ドラ西

二筒トイツ落としの最中にかかった親リーチ。捨て牌はこんな感じです。
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さて、皆さんならどう打ちますか?