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一問一答「あなたにとって最も落ちつく匂いはどんな香りですか?」【香りの心理学】
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一問一答「あなたにとって最も落ちつく匂いはどんな香りですか?」【香りの心理学】

2021-10-05 12:00

    あなたにとって最も落ちつく匂いはどんな香りですか?


    今回は、香りが人間の心理に及ぼす影響について考察してみたいと思います。

    Q. 特定の香りを嗅ぐと特定の欲求が強くなるのですが、香りが心理に及ぼす影響について教えてください。


    香りが心理に与える影響については、確かに様々な研究が行われています。

    これについては三男がフレーバリストなので弟の専門にはなります。

    例えば、

    ラベンダーで睡眠の質が向上したりリラックス効果がある、

    ミントの香りで運動能力がアップしたり頭脳明晰になる、

    コーヒーの香りで説得されやすくなる、

    ヒノキの香りは血圧を下げたりストレス反応を抑えてくれる、

    などありますが、香りの種類とその効果が一貫して明確にされているわけではありません。

    香りが人間に与える影響は結構重要なものではありますが、それを一意的に言えるのかという問題もあります。

    野球選手でも、リストバンドにミントのオイルを軽く垂らしている人もいるそうですし、自分の好みで生活に活かしてみるのはいいと思います。


    DaiGo師匠の答えは以上でした。


    あなたの好きな香りはどんな香りですか?

    人間の嗅覚は視覚に結びついています。

    例えば、「りんごの香り」と言われて、本当にりんごの香りを思い出す人はそんなにいなくて、「りんごの映像」をほとんどの人が思い浮かべます。


    嗅覚に関する感覚は映像で覚えている人が多いわけです。

    その映像としては、その時かかっていた音楽や周りの雰囲気なども影響を与えますので、その瞬間瞬間の感情と強く結びついています。

    ということは、香りを上手に使うことで、人間のメンタルや集中力、モチベーションや感情をコントロールできる可能性もあるわけです。

    今回はそんな香りを上手に使うための心理学について解説していきます。




    アロマテラピーと不眠の改善


    アロマオイルが不眠の改善に効果があるのではないかという研究はたくさんあります。

    そんな中で、実際に不眠症に悩む1346人を対象に睡眠の質とアロマの関係について調べた研究によると、個人差はもちろん大きいですが、ラベンダーのアロマ、またはローズのアロマで、その香りを取り込みながら眠ることによってよく眠れるようになるということが示されています。

    ラベンダーとローズのアロマ

    アロマオイルの種類についてチェックしたところ、睡眠の質の改善により効果があったのは、特にラベンダーとローズだったということです。

    アロマオイルの使い方については、アロマディフューザーなどを枕元に置いて香りを嗅ぎながら眠る「吸入」が睡眠の質の改善には効果的だったそうです。


    しかも、その効果は割と即効性が高いということも確認されています。

    その効果が現れる期間においても個人差はありますが、睡眠に悩むのであれば試してみる価値は十分にあるようです。


    猫やペットがいてアロマオイルを使えないという人は、お風呂で使ってみるのもいいと思います。

    お風呂に入るときには入浴剤を入れる人も結構いると思いますが、入浴剤を入れたお風呂に入ったからといって体に何か吸収されるわけではなく、入浴剤の効果として最も心身に影響を与える要素としては香りによるものです。

    それであればエッセンシャルオイルをそのまま入れた方が、肌が弱いとか特別な事情がない場合を除けばいいのではないかと思います。

    お風呂に直接垂らすと熱気で香りが広がりとても効果的だと思います。


    一応、DaiGo師匠も使っているおすすめのラベンダーとローズ、ヒノキのオイルを紹介しておきますので、よければチェックしてみてください。

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    ちなみに、DaiGo師匠がいつも使っているミントはコチラ。

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    ラベンダーで不安対策

    コロナの影響で、先が見えない不安や仕事に対する不安を抱えて眠れないという人もいると思います。

    そんな不安が原因の睡眠障害にもラベンダーは使えるようです。

    別の212名の不安障害を持つ男女を対象に行われた研究を見てみると、この研究ではラベンダーのサプリが使われていますが、それにより不安が有意に減少していて、その結果として睡眠の質も改善されていたということが分かっています。


    この研究の興味深いポイントとしては、ラベンダーのサプリがメラトニンのようにダイレクトに睡眠の質に対して影響を与えているというわけではなく、不安によるストレスが減ったおかげで結果的に睡眠の質が改善していたという点です。

    ですから、不安が原因で眠れないというような状況を改善するためにも、ラベンダーは効果がある可能性はあるようです。


    実験ではラベンダーのサプリを使っていますが、これはラベンダーのハーブティーでも同様の効果があるのかもしれません。

    ラベンダーの成分とその香りによって不安が減少していると考えると、ラベンダーのハーブティーを飲むということでも効果はあるのではないでしょうか。

    ぜひ試してみてください。


    ここから先は、DaiGo師匠も回答で軽く触れていたコーヒーを使って説得力を上げる方法、

    香りを使って記憶力を上げる方法、
    香りで生理痛を和らげて男女関係を良くする方法、
    香りを嗅ぐだけでダイエットになる方法、

    など、さらに香りの心理学について解説していきます。
    知りたい方はぜひ続きをチェックしてみてください。

     
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