あなたは成功を掴むために何が必要だと思いますか?
そして、それを実現するために日々どんなことをしますか?
今回は、いつか起業して成功したいと思っているけれど、年齢を言い訳にいつまでも挑戦することができないという方の相談をもとに、ムダな努力を排除して成功をつかむための方法について解説させてもらいます。
Q. いつか起業して成功したいと思っていますが、今の年齢ではもう無理だろうかと考え、結局いつまでも挑戦することができません。どうすればいいでしょうか?
はっきり言って、それは努力しない理由を作っているだけです。
何かを始めるのに遅いということはないということが科学的に証明されています。
人間が何歳で成功しやすいのかという事を調べた研究があり、スポーツ選手や数学者のような特に若い人にとって有利になるような分野を除いては、人間というものは何歳で成功するのかはわからないということです。
同じ業界でも、20歳で成功する人もいれば30歳で成功する人もいて60歳で成功する人もいます。
ただ、ここには共通点がひとつだけあります。
それはずっと同じ生産性を保つということです。一定の生産性を保つことができているからチャンスが舞い降りてきた時にそれを掴み取ることができます。
この一定の生産性を保つことができない人は、そのチャンスが舞い降りてきても生産性が低くてそれを掴むことができないということが起きてしまいます。
ですから、大事なのは、自分がいつ成功するのかということを考えるのではなく、生産性を保つことができればどこかで可能性が広がるということを理解しておくことです。
結局、続けるということが重要なポイントですから、年齢を理由にして行動しないというのは、無意識のうちに努力しない理由を作っているだけですから、その点を考え直していただけると良いと思います。
以上がDaiGo師匠のアドバイスでした。
今コロナの影響もあり世の中は急速に変化しています。
この変化のタイミングというものは、これまで強者ではなかった人が成功するためには最も良いタイミングです。
それまで力を持っていた人たちがその力を失うと、それは他の所に移動するものですから、挑戦するのであれば今がチャンスです。
では、その中で成功するためにはどうすればいいのでしょうか?
多くの人は常識を意識したり成功した他人の真似をしようとします。
ですが、常識的に考えて成功したら苦労しませんし、他人の真似をして成功できるような簡単なことではないはずです。
大抵の場合、成功している人は、もちろん常識も踏まえた上で、そこからどのようにして常識の外側で勝負をするか、新しい常識を作り出していくかということを考えそこに注力して成功しています。
あなたは好奇心を持って、日々新しいことを学んだり挑戦することができていますか?
今回は、ムダな努力をやめてより効率よく成功をつかむための方法について、1冊の本をもとに解説させてもらいます。
ムダな努力をやめて成功するには
ショートカットは単なる近道ですが、スマートカットは、ムダな部分を捨てて効率よく物事を進めるという意味になります。
現代において成功している人は、そのほとんどがこのスマートカットによって成功しているとされています。
成功スパンの短縮化された現代
現代においては、成功スパンの短縮化が激しくなっています。
昔であれば、いわゆる億万長者になるまでには40年から50年が必要でした。
昔は、物理的な商品や物流など、人の手を使って作り上げるものがほとんどでした。
ですが、現代においては IT技術を用いたり、昔とは違った方向性で成功する人が増えてきました。
例えば、石油王として有名なロックフェラーは、億万長者になるまでに46年もかかったそうです。
石油を取り扱うにはパイプラインを完成させたりすることも必要ですし、様々な石油業者を取り込んで会社を大きくして行くまでに46年もかかりました。
ところが、現代では1年から2年ぐらいのスパンで成功をつかむ人が増えてきています。
成功の仕方が大きく変わって、40年や50年かかる時代から、たった1人の若者であってもパソコン1台で会社を作って1000億を稼いだりすることができる時代になっているわけです。
成功の法則が変わってきていることに気づいていますか?
今の時代には、「貯金することが大事」と考えている人はそんなにいないと思います。
もちろん無駄遣いは良くありませんが、銀行口座に貯金するというよりは、運用することの方が重要だという事を皆さんは知っています。
お金に関してであれば、この常識が変わってきているということには誰でも気づいています。
ところが、成功に関してはどうでしょうか?
人はコツコツと頑張れば成功する、そんな言葉をいまだに信じている人もいます。
その時代はすでに終わったのではないかということです。
9つのスマートカット
では、具体的にどうすればいいのかということもこの本では教えてくれています。
過去の成功するための原理原則はすでに古いものになっていて、新しい成功法則は、この9つに集約することができるのではないかとされています。
①新しい成功を見つけるためのラダーハック
②メンターを自力で探す
③他人の失敗を利用した高速フィードバック
④既存のプラットフォームの利用
⑤パターン認識で運をつかむ
⑥スーパーコネクターを見つける
⑦成功の次を成功する前に考えておく
⑧シンプルさを極める
⑨10倍思考とストーリーテリング
①新しい成功を見つけるためのラダーハック
成功するためには梯子を上っていくわけですが、そのはしごの登り方をハックする必要があるということを言われています。
昔であれば、下積みから一歩ずつ頑張っていくというのが確かに正しかったと思います。
今では、ある程度その梯子を登ったら、そこから違う業界に行ってさらに実績を作っていく、そんなキャリア転換の方が重要なのではないかとされています。
成功するためには「チーター的行動」が必要だとされています。
チーターはただ足が速いだけでなく、獲物が次々と方向を変えながら逃げ回っても、かなり小回りが効いてそれによってあっという間に獲物を捕まえてしまいます。
多くの人は、自分が成功を掴むと、それを手放したくないと考え同じ業界に留まろうとしてしまいます。
そうではなく、自分が成功した時こそ、その成功を元手にして違う業界に挑戦するべきです。
多くの人は一歩ずつ梯子を上って頑張ろうとするわけですが、別の業界で成功して、その成功をスライドして持ってくる方法が実際には重要です。
DaiGo師匠もこれは同じです。
動画配信をしたり本を書いたり、投資をしたり色々なことをしていますが、元々はテレビが最初でした。
今のように心理学の話をするだけでなく、テレビでパフォーマンスなどをしてタレントとして有名になったということを横にスライドして今のビジネスにつながっています。
このように何かひとつの事を足掛かりにして次に挑戦することが重要です。
ほとんどの人は成功を掴んだらそこに留まろうとするわけですが、それを勇気を持って横にスライドしていくと成功する可能性が高くなるわけです。
ここから先の残りの8つについての解説と、それらを実際に皆さんが実践するための内容について知りたい方は、ぜひ続きをチェックしてみてください。