あなたは、将来のためにどんな習慣が大切だと思いますか?
今回は、異業種への転職についての相談をもとに、将来の成功を左右する日々の習慣について解説させてもらいます。
Q. 転職活動中です。営業で身につけた顧客とのコミュニケーション能力をどのように活かすことができると説明したらいいでしょうか?
ちなみに、異業種なのでそこで培った知識は活かせないです。
まず後半が間違っています。
異業種だからといって知識を活かすことができないわけではありません。
異業種で培った知識を、そのコミュニケーション能力を使ってプレゼンすると基本的には面接にも通るはずです。
今の業界で培った知識や経験と、これから挑戦したい業界は関係ないと思ってしまうともったいないです。
全く関係のない業界であっても、自分がそれまでの仕事で培った能力を使えば貢献できると説明する能力がコミュニケーション能力です。
ですから、そのコミュニケーション能力を、説明しなくてはいけない人はコミュニケーション能力がない人です。
コミュニケーション能力がある人は、それをわざわざ説明しなくても普通に話をするだけで伝わります。
全く関係のない業種で培った能力が、なぜその職種で活かすことができるのか、このことをコミュニケーション能力を発揮して説明してください。
以上がDaiGo師匠からのアドバイスでした。
成功を決めるトリガー習慣
キャリアの成功に関するトリガー習慣について紹介させてもらいます。
僕たちは10代後半から様々なキャリアを積み重ねていきます。
その結果、成功する人もいればそうでない人もいて、人それぞれ様々な人生があるわけです。
そんな中で、若い頃にどんな習慣を身につけていれば、将来的に仕事に対する満足感が高くなるのか、あるいは、収入が増えるのか、そんな研究から若い頃に身につけておいて欲しい習慣について解説させてもらいます。
早ければ早いほど身につけておいた方がいい7つのトリガー習慣があります。
まだそんな若い頃に身につけておいてもらいたい習慣について紹介させてもらい、そこから、それぞれの世代でどのような要素で収入が決まるのかということまで解説させてもらいます。
多くの研究で、人は中学生ぐらいから収入の差が生まれ始めるといわれています。
その頃からの人間関係や身に付けるものによって、将来の収入の差が徐々に大きくなるということです。
もちろん、ある程度年齢を重ねてから成功する人も中にはいますが、多くの成功者は若い頃から特定の習慣を身につけていて、その差が年齢を重ねれば重ねるほど開いていきます。
基本的な習慣の身に付け方はこちら
ちなみに、良い習慣を身につけて悪い習慣をなくすための方法については、こちらを参考にしてみてください。
こちらで基本的な習慣の身に付け方を学んでもらい、その上で今回紹介する内容を理解して頂けると、皆さんの人生に対してより効果的だと思います。
短期間で〝よい習慣〟が身につき、人生が思い通りになる! 超習慣術
キャリア選択の方法はこちら
仕事選びで悩む人も多いでしょうが、そんな人にはぜひこちらの本を読んでもらいたいと思います。
科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方
諦めず挑戦し続ける方法はこちら
人生で挑戦し続けるマインドを作るにはどうすればいいのかということを教えてくれる本です。
絶対に読んでもらいたい素晴らしい本です。
成功につながるトリガーとは?
キャリアの成功に大切な習慣にはどんなものがあるのかということを調べた研究によると、人生にとってより良い行動や思考、スキルにつながる7つの習慣が明らかになっています。
1,808人の労働者を対象にした研究で、キャリアの成功・経済的な成功・肉体的な成功・内面的な成功・親としての成功、これら5つの成功を評価しています。
人生の成功を5つのカテゴリーに分類しています。
キャリアでの成功
いい仕事をしたり、仕事の成果を評価されて地位が上がったり、やりがいのある仕事をできるかどうかです。
経済的な成功
仕事のやりがいや意義を感じていても、経済的にはそれほど恵まれないということもあります。
そういう意味で、経済的な成功とキャリアの成功はこの研究では区別しています。
肉体的な成功
健康面の充実はもちろん、自分の体を自分で評価できるかどうかです。
内面的な成功
自分の人生に満足できているかどうか、自分の内面を見つめた時に、良い人生だったと思えるかどうかです。
主観的な成功と言い換えてもいいかもしれません。
親としての成功
幸せな家庭があって自分として満足できるかどうかです。
これら5つの成功が揃えば当然とても幸せなはずです。
みんなに評価される素晴らしい仕事に就いてお金もあり、肉体も健康的で美しく、内面的にもとても充実していて、そして、素敵な家族に囲まれているわけです。
最高に幸せな状態です。
これら5つが人生の幸せだと定義した上で、その全てを手に入れるために重要になる要素は何なのかということを調べています。
それぞれの項目において、習慣・才能・決断・運などがどれくらい影響しているのか調べた研究になっています。
つまり、それぞれ5つの成功について影響を与えているのは、「良い習慣を身につけること」「特殊な才能を持っていること」「正しい決断をすること」「ただ運がいいだけ」、一体何なのかということを調べています。
この結果、やはり習慣が大事なようです。
習慣は才能の2倍ものインパクト!
多くの人はキャリアの成功の46%を正しい習慣を身につけることが寄与したと考えていました。
成功の46%は正しい習慣が原因だったとされています。
ちなみに、決断は24.7%、才能は19.5%ということですから、正しい習慣は、正しい決断や素晴らしい才能の2倍以上もインパクトがあると多くの人が認識しているということになります。
人生で成功する人ほど毎日の習慣を大事にしています。
正しい決断や生まれ持った才能よりも、人生の成功に影響を与えるのではないかとこの研究では示されています。
人生は確かに生まれ持った才能や決断、様々なことによって変わっていくものですが、それら全てを変えることは難しいです。
そんな中で最も僕たちの人生を左右しているものは「習慣」です。
「習慣」が人生を決める!
人間は運命の奴隷です。
ただし、運命は習慣の奴隷です。
人によっても違いますが、少なく見積もっている研究でも、人間の人生の50%は習慣的な行動によって成り立っているとされています。
研究によっては7割とか8割とされているものもあります。
だからこそ良い習慣を身につけることが僕たちの人生を左右します。
実際に、人生で成功した人はその良い習慣を大切にしていたということです。
ちなみに、自分はそんなに仕事にモチベーションもないという方もいるでしょうが、そんな人こそ習慣を大切にしてみてください。
自分が仕事に向いていないと考えている人には、生まれつきの才能よりも習慣の方がはるかに大事になってくるということも研究では示されています。
仕事にやる気がないという人こそ、習慣に注目した方が結果的に満足できる人生になっているということです。
研究チームのコメントによると、「人生の成功に関しては良い習慣に勝るものはありえない」と言われています。
「どんなに運が良くても才能があっても、頭が良くても決断力があっても、習慣や日頃の行いを補うことはできない」とされています。
頭が良くても正しい習慣がなければ堕落します。
才能があっても正しい習慣がなければ能力を開花させることもできません。
いくら運が良くても正しい習慣を身につけてパフォーマンスを安定させることができなければチャンスを掴むこともできません。
7つのトリガー習慣
この研究では、多くの人が成功の原因になったと言われている習慣についても教えてくれています。
良い習慣を量産してくれるトリガーになる習慣です。
成功習慣 その1 「NOと言う前にYESと考える」
人は新しいことにチャレンジしたり、変化を目の前にした時に、つい、NOと言いたくなります。
人生ではリスクを取りたくないから、チャンスかもしれないと思ったところで怖いからやめておこうと考えてしまいがちです。
そんな頭の中にNOと浮かんだ時に、一旦、YESと言ったらどうなるか考えてみてください。
例えば、新しい仕事のチャンスがあって迷っているとします。
その新しい仕事は、確かに仕事も大変で忙しくなるかもしれないけれど大きなチャンスがあります。
自分の成長にも繋がって、将来的には自由とお金が手に入るかもしれません。
とはいえ、リスクもあるし自分には能力がないかもしれないと不安になってNOと言いそうになったら、「NOと言う前にYESと考える」ことを思い出してください。
YESと言うための理由を考えます。
今のままならNOかもしれませんが、YESと言えるようになるにはどうすればいいのか? どのようなことを頑張ればいいのか? どのような結果が期待できればいいのか? と考えてみてください。
このように考えると視野が広がります。
人は断る事によって自分を守ろうとしますが、大事なのはそれを自信持ってYESと応えることができるように整えることです。
成功習慣 その2 「自分のコンフォートゾーンの外で成長する」
人は年齢を重ねれば重ねるほど自分の心地よいコンフォートゾーンの中で生活しようとします。
そうなると新しい刺激がなくなりアイデアも出なくなります。
今の自分に凝り固まってしまいます。
今はそのコンフォートゾーンに入れば安全だと考えるかもしれませんが、そのコンフォートゾーンにも新しい人はどんどん入ってきます。
今までは自分の独占状態だったかもしれませんが、今ある仕事の成果を全て持っていかれる可能性もあります。
ですから、自らコンフォートゾーンの外に出て成長を目的にしないと成功することはありません。
成功習慣 その3 「成長の機会にオープンでいる」
特に30代ぐらいまでは、自分の成長の機会にオープンでいる方が圧倒的に得です。
自分が成長できることにはチャレンジするべきですし、成長できるかもしれないと思うのであれば、多少損する可能性があってもチャレンジした方がいいです。
若い時に失敗したとしても、その失敗は後からいくらでも取り返すことができます。
若い時にリスクを取ったりチャレンジしておかないと、年齢を重ねてからチャレンジするのはもっと難しくなります。
自分の成長の機会には、何歳になってもオープンでいるようにしてください。
成功習慣 その4 「自分の直感を信じる」
投資のような世界であれば、バイアスに惑わされないように自分の直感を信じすぎないことも重要ですが、キャリア選択や仕事選びに関しては、自分の直感を信じた方がうまくいくという研究結果が示されています。
自分の直感を信じて仕事を選んだ人の方が、そうでない場合よりも1.5倍も良い仕事に就くという研究もあります。
自分の直感を信じて仕事を選ぶようにしてください。
その仕事が将来認められるかどうかということは誰にもわかりません。
将来成長する業界や仕事が明確にわかる人がいれば、そこに就職するよりも株に投資した方がいいです。
どんな業界や仕事が将来成長するのかは誰にもわかりませんし、自分がどこで成功できるのかもっとわかりません。
だからこそ自分の直感を信じて少しでも早く挑戦することが重要です。
それでダメだったら次の挑戦をするだけです。
挑戦する頻度を増やすほど成功する可能性は高くなります。
そんな習慣を身につけておくことが重要だということです。
皆さんは、頭の中にNOと浮かんだ時に、一旦、YESと言ったらどうなるか考えてみてください。
自分のコンフォートゾーンの外に出て成長することを大切にしてください。
何歳になっても自分の成長の機会にはオープンであり続けてください。
そして、仕事選びに関しては直感を大切にして挑戦する頻度を増やしてください。
残りの成功習慣と仕事もプライベートも充実して幸せな人生を送っている人の特徴については、続きをチェックしてみてください。
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