『燃えろ!!プロ野球 ホームラン競争』のプロゲーマー集団「NO FUTURE」のリーダー・KMが、さまざまなミカド勢と対談する連載企画「KMvsミカド勢」。

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 前回に続き『バーチャ4』中心の大学生活を回顧するkyo-ji。その一方ではバンド活動も本格的になり、ゲームから離れざるを得なかった当時の心境や状況を振り返る。

※本記事は2020年10月7日にニコニコ生放送で配信した「KMの魂を抱いてくれ #5」をテキスト化し、追記・修正と追加取材を行ったものです。

テキスト構成/クドータクヤ

■一度目のゲーセン引退

KM:当時のバンド活動はどうでした?

kyo-ji:高校の頃からやってたんですけど、大学って私服だし、髪型も自由になるじゃないですか。だからビシッとしたスーツを着て、香水もバシャバシャ振って(笑)。あと、髪を伸ばしてみたかったんで、腰ぐらいまで伸ばしてましたね。やってたのはV系のバンドだったんで、女の子がワーッと寄ってきて、こっちとしては嬉しい反面、高校のときは女性との接点が一切なかったんで、制御のしようがないんですよ。もう全部いってやるよと(笑)。聴いてる音楽はメタルばっかりで、Fantom irisでドラムをやってる山王くんと「あるある話」をよくするんですけど、メタル聴き始めの人って、それ以外の人を下に見るっていう傾向があるんですよね。メタル聴かない男とは喋らないみたいな(笑)。

KM:「メタル最強、ほかは以下」みたいなね。ある意味めっちゃ硬派じゃないですか。