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おつかれさまです。ナツゲーミカド店長のハゲです。
先日、台が変わったとの事で土浦のライナーノーツさんに伺いました。お目当てはこちら、Ballyの『Fire Ball』。1972年製のエレメカ台です。
前情報を聞いて興味を惹かれたのが、圧倒的ボリューム。
・マルチボール(ボールが最大3個になる)あります
・スキルショット(ボールを打ち始めの加減でスコアが入る)あります
・左アウトレーンにキッカー(落ちてきたボールを打ち返す)あります
72年でここまで実装するとは……この辺が当たり前になるのは10年後ぐらいですよ。
さらに
・フィールド中央のターンテーブルが常に回ります(球の軌道が常にずれる)
・キャプティブボール(内蔵されたボールを弾いてマトに当てる機構)あります
・ジッパーフリッパー(フリッパーがアウトホール中央に寄り合いボールが落ちない機構)あります
と、役物てんこ盛り。これをエレメカでやるのか……そしてこれをちゃんと全部動かしているライナーノーツさん凄い。
ゲームとしてはそのボリュームゆえにやり応え十分。「ボールホールド→ボール打ち直しでスキルショットを狙う→ホールドを解除してマルチボール開始」を繰り返すのが王道ルート。スキルショットに成功するとバンパーのスコアも上がるので、バンパーを狙い続けるのもありですね。構造上バンパー地帯に入り込むと落ちてこないので。
エレメカをやっているよりかは、80年代のソリッドステート機を遊んでいる感覚に近い時代が早すぎた台。一度触れておくのをオススメします。
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