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エロゲ屋社長日誌第7回:エロゲー制作に必要な職種その2
2013-04-16 17:30こんにちは。エロゲメーカー【チュアブルソフト】代表のイシダです。前回は「プロデューサー」「ディレクター」「原画」「シナリオ」「グラフィック」「背景制作」「デザイン」までだったので、今回はその続きです。早速いきましょう!◆作詞・作曲・歌唱主題歌・挿入歌・エンディングテーマです。主題歌は発売前に公開されますから、「こんなお話なんだ!楽しそう!予約せな!」と感じて頂けるようにします。挿入歌はゲーム中のイイ場面で使われるのでこれまた雰囲気が大事です。そしてエンディングテーマはゲームの〆ですから、ゲームの世界からのひとときのお別れを名残惜しく演出しつつ「プレイして良かった!」と感じて頂けると良いですよね。そういう出来になるように、作詞家さん・作曲家さん・歌手さんとはディレクターが綿密に打合せをし、どんなストーリーでどんな雰囲気のゲームなのかを共有します。ちなみに、作品によっては歌詞の中にゲーム本編に -
エロゲ屋社長日誌第6回:エロゲー制作に必要な職種その1
2013-04-10 20:20こんにちは。エロゲメーカー【チュアブルソフト】代表のイシダです。今回はエロゲー制作に必要となる職種について簡単にご説明してみようと思います。その上で「その職種で働けるようになるにはどうすればいいの?」について私が分かる範囲で少しずつご説明するといいのかな。第4回:エロゲーができるまでではこの画像を資料として掲載しましたが、これはかなり簡略化されてました。クリックすると新窓で大きく開きます。◆プロデューサーエロゲーの生産責任者です。「どんなエロゲーを作って、ユーザーさんにどんなご満足を提供するのか。その為の予算はいくらで、売上目標は何本なのか」について担当します。「このエロゲーをプレイするとこんないいことがあるYO!」と対外的に伝えていくという点については広報と密接に関係しますね。また、「こういうご満足を提供する作品にしようYO!」と制作陣に伝えていくという点についてはディレクターと密接に関 -
エロゲ屋社長日誌第5回:なんで社長は予約数を気にしているの?
2013-04-05 20:35こんにちは。エロゲメーカー【チュアブルソフト】代表のイシダです。エロゲ業界の各職種についての就職事情とかそういうことについて書こうかなと思ってたけど、今日は予約についてお話することにします。なお、結論は「だからチュアブルソフトの新作『ラブらブライド』を予約してね!今!」になりますのでヨロシク。また、以下のまとめも大変参考になりますのでぜひ。「予約大事、これ絶対。」にまつわる話 - togetter予約キャンセルにより起きる深刻な問題 - togetter◆なんで社長は予約数を気にしているの?発売の約1ヶ月前くらいの時点で、全国のお店に入っている予約の数が集計されます。これを元にゲームの生産数を決めることになります。このタイミングで決めないと、発売日までにお店にゲームが届かないのです。生産数が決まるということは、そのゲームの売上がほぼ決まるということです。が、これだけの為に予約数を気にしてい -
エロゲ屋社長日誌第4回:エロゲーができるまで
2013-04-02 18:12こんにちは。エロゲメーカー【チュアブルソフト】代表のイシダです。エロゲ屋さんのお仕事とかに興味を持って頂けたら嬉しいな。そしてそこからうちのゲームが売れたら嬉しいな(ゲス顔)。という方針で始めましたこちらの日誌、嬉しいことにコメントやTwitterでご質問やご要望を頂けるようになってきました。折角なので今日はTwitterでお寄せ頂いた以下のご質問について簡単にご対応してみようと思います。
シンプルに「エロゲ(ギャルゲ)開発にはどういう人たちが関わってるか(原画・シナリオライター・背景・音楽etc)」とかどうでしょう。営業とかは別にして、まず一本のエロゲができるまでのあらすじを説明するとか。
実はコチラについてはですね、チュアブルソフト開発室がある茨城県水戸市でのイベント向けに資料を作ってあるのです。初出が2010年の茨城県水戸生涯学習センターでの展示なので、当時開発していた『Sugar+
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