今回のテーマはカンバンです。トヨタの生産方式として知られていますが、アジャイル開発の中で取り入れられています。が、実際には本家とは全く異なる使われ方になっています。GitHubでも先日のアップデートにより、公式に対応されました。
今回はカンバン方式の要点と関連オープンソース・ソフトウェアを紹介します。
本来のカンバン方式とは
工場で使われているカンバンとは、前工程に対して発注書としてカンバンを渡します。前工程では発注された部材を生産し、部材と一緒にカンバンを納品書として渡します。それによって必要なものを必要な時に生産するというジャストインタイム方式な生産手法です。
ITにおける生産は異なるものなのでカンバンをそのまま取り入れるのは難しいですが、プロジェクト管理におけるカンバンは単なるタスクのステータスを可視化する目的で利用されています。