先月のまとめです。過去分は以下の通りです。
今月はCLIツールやドキュメント生成など、すぐに業務の中で活かせるようなソフトウェアが多くなっています。オープンソースは先端技術を使って走り抜けていくイメージがありますが、実用性の高いソフトウェアも多数存在します。
Materia Designer - Web APIも設計できるWebアプリケーション開発環境
Webアプリケーションの多くはデータベースと組み合わせます。そしてサーバサイドでHTMLをレンダリングするのではなく、Web APIを使ってコンテンツを取得してJavaScriptで表示します。そういった最近のよくある開発スタイルを簡単に使えるようにするのがMateria Designerです。データベースを選択します。今はMySQLに対応していませんが近々対応するようです。
Monaco Editor - VS Codeでも使われているWebベースのプログラミングエディタ
Web上でコードを書けるサービスが増えています。そのままファイルとして保存したり、クラウド上で実行できるようになっています。そうした時にデフォルトのテキストエリアを使っていては全く書く気がなくなってしまうでしょう。そこで使ってみたいのがMonaco Editorです。Microsoft製のプログラミングエディタVS Codeでも使われているソフトウェアです。Monaco EditorはVS Codeでも使われているとあって、デスクトップでもWeb上でも使えるプログラミングエディタになります。VS Codeの使い勝手が良くなると、Monaco Editorもレベルアップしていくことでしょう。これは期待できそうです。
Docpress - 読みやすい開発者向けドキュメントを生成
開発者向けのドキュメントシステムなんて何でも良いと思っていないでしょうか。開発者はオンラインドキュメントをよく読み、Googleで検索し、そこにあるコードをコピーして実行します。そのため、半端なドキュメントでは彼らの信頼を失ってしまうでしょう。そこで使ってみたいのがDocpressです。Markdownベースのドキュメント生成システムです。Docpressは文字が大きめ、デザインもすっきりしたドキュメントを生成します。使い方としても docpress s でプレビューができるなど、とても簡単に使い始められます。