今回のテーマはHTMLスライドです。元々スライド作成ソフトウェアと言えばPowerPointばかりでしたが、macOSがシェアを伸ばすのに合わせてKeynoteが使われるようになったり、Google Driveのスライドも使われるようになっています。
そんな中、最近多いのがHTMLベースのスライドです。今回はその特徴と関連オープンソース・ソフトウェアを紹介します。
コンテンツへの集中
PowerPointなどのスライド作成ツールでうんざりするのはムダなアニメーションです。上下左右から飛んでくるオブジェクト、ムダなバウンド、回転など数十年前なら目を引いたであろうエフェクトも今は単なる飾りに過ぎません。
HTMLの場合、高度なアニメーションを実装するのが難しいこともあって、あまり使われません。せいぜいスライドの切り替え時のアニメーションくらいでしょう。それも多くは作成者のコントロールできるものではないので、作成者自身はコンテンツ作成に集中できます。