先日から何回かに渡って書いているブロックWebですが、企業によってはすでにそのような施策を行っているかと思います。一つの技術について突き詰めてサービスを提供する中で、次にどういった施策を打っていくべきか悩むことがあるでしょう。

そんな時にダメな施策を打つと、本体のサービスすら危うくなるケースがあります。今回はそんな実例を紹介します。

水平展開でも垂直統合でもない第3の選択肢とは?

これまで多くのサービスが成長する中で水平展開または垂直統合を図ってきました。水平展開の例としては、自分たちの強みを活かし、別な分野に打って出るケースがあります。GoogleがWeb検索からGmailを提供するのはそんな例です。検索という軸はぶれずに提供しています。

垂直統合としては自分たちのサービス上に作られているサービスを取り込んでいくパターンです。Amazonで言えばマーケットプレイスは垂直統合と言えるでしょう。AppleなどもiOS上でこのようなやり方を展開しており、その結果としてAppleに市場を食われてしまったサービスも数多く存在します。