今回のテーマはExcelファイル生成です。今なおシステムからCSVを出力する類のものは多いですが、各種プログラミング言語でExcelファイルの読み書きに対応している現在、いつまでもCSVを使い続ける意味はありません。
Excelがほぼデファクトになっている現在、Excelファイルは大抵のOSで読み書きできます。もしシステム連携で必要だとしても、CSVよりもWeb APIを使うべきでしょう。ということで今回はExcelファイルの読み書きライブラリとその利点を紹介します。
マクロによる加工が不要
CSVをCSVのまま使うことはほぼありません。大抵、表計算ソフトウェアで開いた上で加工するでしょう。その手間が面倒だとマクロを使って一気に加工します。しかしマクロは作りたてはまだしも、半年経った後にメンテナンスするのが非常に困難なことが多いです。
あらかじめデータ加工された状態で送れればそうした手間は不要になります。データ操作部分をクラス化しておけばメンテナンス性もさほど落ちません。