今回のテーマはSVGです。スマートフォンやノートPCなどがどんどん高画質化する中で、画像などのバイナリファイルがどんどん肥大化しています。今後、ますます高画質化していくとバイナリファイルでは限界が出てくるでしょう。

そこで注目したいのがSVGです。ベクターベースのファイルフォーマットで、XMLで記述されています。今回は関連オープンソース・ソフトウェアとSVGの利点を紹介します。

ベクターベース

SVGの内容はXMLでできています。あくまでもテキストで、拡大や縮小といった計算処理はWebブラウザ側で行います。そのため一つのサイズであらゆる大きさに対して対応ができます。そしてテキストなので軽量です。

イラストや写真などを再現するのは困難ですが、アイコンなどの画像であれば十分SVGにできるでしょう。