今回のテーマはMarkdown変換です。Markdownは便利なフォーマットで、一度Markdownで書いておけば多種多様なフォーマットに変換できます。しかし、すでにある資産についてはそのまま放置されがちです。

そこで知っておきたいのがMarkdownに変換するタイプのソフトウェアです。それを使うことで既存資産をMarkdown化できるようになります。今回はそのメリット、デメリットと関連オープンソース・ソフトウェアを紹介します。

Markdownを経由して他のフォーマットに変換する

Markdownを一つのフォーマットから別なフォーマットに変換する際の中間フォーマットとして使う方法です。そうすることで昔のフォーマットは不要になりますし、Markdownを経由してPDFやスライドなど様々なフォーマットに変換できるようになります。

過去において様々に存在した記法を使っている場合、そのフォーマットが廃れてしまうと負の資産になってしまいます。Markdown記法についてはほぼデファクトと言えるほど一般的なフォーマットになっていますので、長期的に利用できるでしょう。大抵の記法はHTML化には対応しています。そこで昔の資産については一旦HTMLにし、そこからMarkdownに戻すのがお勧めです。