最近ZOZOTWONがシステムをマイクロサービスへとシフトするという話があったり、マストドンが爆発的に注目を集めたりと分散型システムに対する期待が高まっています。
今回はそんな分散型システムの利点と難点について紹介します。
マスターが存在しない?
分散型と言うとマスターが全く存在しない、すべて独立したシステムのように感じますが、実際にはそんなことはありません。例えばGitHubにおいても分散型バージョン管理ですが、それでもマスターとしてのGitHubは存在します。GitHubが落ちたら多くの点において困る人がいるでしょう。
ここでいう分散型と言うのは、すべての処理がマスターに問い合わせないとできない訳ではないというレベルです。もちろんGitHub以外のマスターを作っておくことで、障害時に別なものを使うということもできます。