例えば「あなたの一日、8時間を私にください」と言ったらいくらを提示しますか(もちろん犯罪、 公共良俗に反しない前提で)。日本人の多くは5,000〜15,000円程度を提示するそうです。この金額は圧倒的に先進国の中で安いらしく、アメリカやヨーロッパなどではその数倍から数十倍を提示すると言われています。
自分の時間給を考えた時に、あまりに安く見積もる傾向があります。これは仕事の見積もりなどにも影響します。今回は安く仕事をしないために心がけておきたいことを紹介します。
安い仕事ほどトラブる
何となく感覚で分かるかも知れませんが、安い仕事ほどトラブるに発展しないでしょうか。ギリギリの納期、多くの仕様(なのにドキュメントは皆無)、その技術に対して詳しい人がいない…などなど。安い仕事だと思っていいかげんにやったりすると、修正回数が半端じゃなく多かったり、追加仕様がどんどん増えたりします。
ある仕事(システム開発など)に対する評価が低いから安く仕事を発注しようとするのです。その割に求める品質は世の中に数多あるシステムと同レベルだったりします。そういった仕事は請けるだけムダです。将来的な付き合いがあるからなどといった甘い言葉は信用できません。
他によくあるのはレベニューシェアでしょうか。そういった提案を発注主からするものは大抵炎上する案件です。