サーバ操作と言えばSSHによる接続でしょう。コンソールアプリケーションは各OSごとに幾つもあり、好みによって選んでいるかと思います。

今回はそんなSSHを扱う上で便利な環境を提供してくれるソフトウェアをまとめて紹介します。日々のサーバ運用に役立ててください!

1. KeyBox - 複数サーバへの接続をWebベースでまとめて管理

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サーバ管理者になると多数のサーバをまとめて管理しなければなりません。同じ構成にしている場合、ソフトウェアをインストールしたり設定を変えたりする際に同じコマンドを各サーバで実行しなければなりません。2、3台なら良いでしょうが、それが10台などになると相当大変な作業になります。もっと台数が増えれば別な解決策もあると思いますが、10台くらいであればKeyBoxが手軽な解決策になりそうです。KeyBoxはJavaの実行ファイルが配布されています。ダウンロードして解凍後./startKeyBox.shを実行すればサーバが立ち上がります。アドレスはhttps://実行マシンのIPアドレス:8443になります。httpsなのでご注意ください。

2. SSHの接続情報を一手に管理「Shuttle」

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ShuttleはMac OSX用のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。プログラマーであればSSHでサーバに接続して処理を行うといった操作はよく行っていると思います。その際、各サーバごとに秘密鍵やユーザ名が違ったり、IPアドレス指定だったりすると覚えておけません。それを一括で管理できるようにしてくれるのがShuttleです。設定ファイルのJSONにはSSHの接続コマンドを書くだけです。後はメニューバーに常駐しているShuttleから指定した接続先を選択すれば、ターミナルアプリが立ち上がって接続が開始されます。Terminalの他、iTermなども指定可能です。

3. 使える!Firefox上で動作するターミナル「tanasinn terminal emulator」

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tanasinn terminal emulatorはFirefoxなどで動作するターミナルです。Webブラウザで何でもできる時代になってきました。Google ChromeではSecure Shellというソフトウェアでターミナルまでこなします。今回紹介するtanasinn terminal emulatorは手法は異なれどFirefox/Thunderbird/SeaMonkey上で動作するターミナルエミュレーターです。Ctrlキーを2回押して呼び出します。ターミナルなので普通にコマンドが使えます。