個人的に集中力が相当ない方で、長いこと苦労しています。プログラミングでいわゆるゾーンに入った時には集中してあっという間に数時間経過していたなんてこともあるのですが、そこまで完全に没頭できる状況がなかなかありません。

最近(!)気付いたのですが、筆者はあまりに飽きっぽい性格なのが問題があるようです。そんな今さら問題に気付いた筆者にして取り組んでいる集中して作業できる方法を紹介します。

細切れにする

例えば記事を書くといった作業を継続して数時間行う、アプリのテストを数時間やり続ける、Excelを何時間も操作するなど、いずれもやり始めようとした瞬間に嫌気がさしてしまいます。無理矢理やっても生産性は高くありません。

そこで集中しない方法を選択するようになっています。つまり一つ一つの仕事を細切れにし、飽きる前に別なタスクをはじめるのです。例えば飽きて休憩したくなる前に休憩してしまうのです。半端に放り出すのは良くありませんが、一つの大きな仕事も区切れば小さな単位に分けられますので、その小さな単位ごとにこなしていくのです。

朝は生産性の高い仕事をこなす

筆者は午前中にフィードの消化、まとめを作っていたのですが、ソフトウェア情報以外のフィードは全て夕方以降に処理するようにしました。ニュース系の多少の遅れは大した問題にはならないので、午前中の最も頭が冴えている時間帯は別な作業に充てています。

それもあって午前中に会議を設けるのは好きではありません。やるならば10分程度(ちゃんと時間を区切って延長されない)で進捗確認だけに留めるべきでしょう。そして午前中はコーディングや企画、デザインなどクリエイティブな作業を集中して行うべきです。

人の目を意識する

一人でこもって作業すると効率が良さそうに感じますが、完全に一人の状態では気も緩みがちです。そのため、例えば図書館やカフェにいったり、移動中の作業が思いのほか集中できたりします。実際に見てはいなくとも、周囲の目があるという事実が大事です。

そのためカフェ風の音楽を流してそれと似た雰囲気を作ることも出来ます。個人的にはYouTubeでStarbacks BGMなどと検索して出てきた音楽を流しながら仕事をすると集中できているように思います。

それだけしか見えないようにする

コンピュータの画面は色とりどりで誘惑に満ち満ちています。それをちょっとでも目にすれば、それだけで集中が途切れてしまいます。そこでそういった余計な情報が目に入らないような工夫が必要です。

例えばフルスクリーンモードをサポートしたアプリを使うべきで、それ以外の作業ができないようにしましょう。プログラミングエディタでは大抵そういった機能が備わっており、ゾーンに入りやすい工夫があります。

ネットワークを断つ

さぁ仕事!でもその前にメールやFacebook、Twitter、フィードリーダーが気になってしまう…そんなことで時間をムダに浪費した経験は数知れません。それを防ぐ最も良い手段はやはりWebサイトへアクセスできなくすることでしょう。

個人的にははてなブックマーク(はてなフィルター)、Facebookへのアクセスはできないようにしています。どうしても必要があれば、それらはスマートフォンやタブレットからアクセスが可能です。ブラウジングはとても危険なので注意が必要です。