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今回は9月のまとめです。DockerやらBashスクリプト系やら多ジャンルのソフトウェアが揃っています。nodeアプリをネイティブ化するものに注目が集まっているのを見ると、やはりニーズは高いように思います。後は情報がどんどん出てくれば使ってみようと言う方も増えるのではないでしょうか。
Dockerに人気が集まっています。サーバ用途はもちろんのこと、デスクトップでもサーバサイドのソフトウェアを手軽に使う上で便利なソフトウェアです。そんな用途でWindowsやMac OSXで使っている人も多いです。しかしWindows/Mac OSXではboot2dockerやVirtualBoxをインストールしたりと若干準備が必要なのが難点になります。そこで使ってみたいのがKitematic、Mac OSX用のDockerマネージャです。Kitematicを使うとコマンドを打ったりすることなくDockerを利用できます。Dockerfileは自分で作ることも、GitHubなどで公開されているものを利用するのも良いでしょう。Mac OSX上で手軽にDockerを使いたい方におすすめです。
PaperTester – SIer感涙。テスト画面のスクリーンショットをExcelに貼付
SIerなどで良く聞かれる話で、テストを行う際には1画面ずつスクリーンショットを撮ることが要求されます。中小企業のシステム開発会社からすると信じがたいのですが、テストを行ったという確認にもなるのであながり無意味ではないのかも知れません(それをダブルチェックしているかは不明ですが)。そんなSIerの方にぜひ使っていただきたいのがPaperTester、IE×Excel連携のテストツールになります。これはSIerに限ったものではなく、スクリーンショットがあることでエラー部分が分かったり、Excelベースなのでテスト仕様書が書きやすい(特に職人向け)といったメリットがあるのではないでしょうか。手作業っぽいスクリーンショット撮影を自動化テストに乗せる、優れたツールですね。
Web2Executable – node-webkitアプリをマルチプラットフォームでネイティブ化
WindowsやMac OSX、Linuxに対応したGUIアプリケーションを開発してみたいと思いつつもWeb技術では面倒そうと思ってしまっていませんか。node-webkitを使う手もありますが、ランタイムが必要だったりして手控えてしまう人もいるでしょう。そんな方に使ってみて欲しいのがWeb2Executable、Webアプリケーションをそのままラッピングして実行ファイル化するソフトウェアです。必要な項目を選択、入力します。Windows版ながらMac OSX向けの実行ファイルを作れる点も注目です。また、nodeのバージョンを指定する仕組みになっていますので、サーバサイドが必要な場合にはこれが使えるでしょう。
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