今回のテーマはマインドマップです。ある課題に対する情報を構造化し、整理する上でとても役立つツールになります。また、人によっては議事録に使ったり、プロジェクトのタスク管理に使っていたりもします。

そこで今回はマインドマップのお勧めな点と、各プラットフォーム向けのマインドマップソフトウェアを紹介します。

テーマは一つに絞る

最近、複数のノードを中心にできるものもありますが、個人的にはテーマは一つにして作成すべきだと思っています。テーマを中心にドリルダウンすれば、網羅的に考えられるようになります。複数のテーマを設けると、その関連性は見いだせるかも知れませんが、考えが散発してしまう可能性が高くなります。

ドリルダウンは順番に

子ノードを作成する際には、一つ一つのノードに集中するのではなく、全体を俯瞰するようにノード作成を行っていくべきです。まず子ノードを複数作成して、次に全体の孫ノードを作成していきます。一つのノードだけ集中して掘り下げてしまうと、バランスが悪くなったり他のノードを掘り下げる気力がなくなってしまうものです。

色を使う

本来のマインドマップは紙で行うのが推奨されています。それは単に頭で思い浮かんだ単語を書き記すだけでなく、自由に線を引いたりノードを囲んだり、さらに色を変えてカラフルに仕上げるのが求められているからです。

カラフルになると頭の中の刺激も変わってきます。単調な白黒だけでなく、グルーピングや重要度、日付などによって色を変えてみるのをお勧めします。

いつでもどこでも

最近はWebやアプリで動くマインドマップも増えてきました。それによっていつでもどこでもマインドマップをメンテナンスできるようになっています。これは大きなポイントです。

マインドマップは短時間に集中して作成するよりも、時間を区切って頭をリフレッシュしてから作る方が良いものができたりします。あまり根を詰めるのではなく、頭をすっきりさせた状態の方が、良いアイディアがふっと沸くかも知れません。