今回は2月の人気ソフトウェアまとめです。過去分はこちら。

今月は開発の補助的ツールが多く人気に挙がっています。すぐに使い始められるものが多いので、ぜひ使って生産性を向上してください。

lice - オープンソース・ライセンスジェネレータ

GitHubの登場によってカジュアルにソースコードを公開する文化が生まれました。とても喜ばしいことなのですが、一点残念な点もあります。それがライセンスのないソフトウェアの氾濫です。理由としてはわざわざファイルを配置するのが面倒というのがあるのでしょう。GitHubでプロジェクトをゼロから作るなら初期設定が可能なのですが、ソフトウェアを作る前からプロジェクトを作るのは面倒です。そこで使ってみたいのがliceです。?

Tuleap – アジャイル/ウォーターフォールをサポートしたプロジェクト管理

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プロジェクト管理もトレンドがあり、そのUIや機能が異なってきます。ここ数年はアジャイル、スクラム開発が主流でバックログやカンバンといった機能が実装されています。Tuleapはアジャイル、ウォーターフォール双方に対応したプロジェクト管理で、エンタープライズ用途において活躍してくれそうです。Tuleapはかなり多機能で使いこなすのに時間がかかるかも知れません。しかし機能が豊富な分、使い始めてしまえばTuleapだけで事足りる状態になりそうです。プロジェクト形式に関わらず活躍しそうなプロジェクト管理と言えるでしょう。

moderniedownloader - IEの入った仮想マシンイメージファイルをダウンロード

Mac OSXを使っていても、Webシステムの開発時にはIEでの表示確認が欠かせません。そこで使えるのがmodern.IEで配布しているVM(仮想マシン)のイメージです。VirtualBoxに対応しているので無償でIEを使った表示確認が可能です。そんなmodern.IEですが、Microsoftのサイトにいってダウンロードしたりするのも面倒です。そこで使ってみたいのがmoderniedownloaderです。インストールはGitHubでバイナリが配布されているのでダウンロード&実行権限をつけてパスの通ったところに入れるだけです。