今回のテーマはWebファイルアップロードです。ファイルアップロードはHTML4の時代には本当に使い勝手が悪く、機能が貧弱でした。HTML5になって幾分マシになってきましたが、素のままではまだまだ機能不足です。

そこでHTML5のファイルアップロード機能に関する内容と、より高機能にしてくれるオープンソース・ソフトウェアを紹介します。

データはFile APIを使って読み込む

画像やアップロード対象に選択されたファイルの内容を読み取るにはFile APIを使って行います。その内容はファイルアップロードで選択された時に既に読み込み可能です。そのためクライアントサイドだけでファイルの内容を読み取り、処理を行った後でサーバにアップロードするといったこともできます。