夏のおもてなしに。ひんやり甘いアイスケーキのレシピ
そんな中見つけたのが「アイスケーキ」のレシピ！ そのつくり方は、意外にも簡単。材料を型につめて、冷やし固めるだけでできちゃうんです。市販のアイスでつくれるので、ふだんお菓子づくりとは無縁なひとでも失敗知らず。
今回は『おうちで作るアイスケーキ』（河出書房新社）から、アイスとケーキのいいとこどりの「アイスケーキ」のレシピを2つご紹介します。紹介する2つのレシピはどちらも、牛乳パックをケーキ型の代わりに使用。今すぐにでも挑戦できるアイスケーキのレシピをさっそくチェックしてみましょう。
止まらなくなる魅惑のアメリカンジャンキー
【材料（牛乳パック1000ml 1個分）】
バニラアイス 約300g
プレッツェル 50g
キャラメルポップコーン 50g
グラハムクラッカー 30g
ピーナッツバター 60g
【作り方】
1. アイスをゴムベラで練ってやわらかくし、砕いたプレッツェル40g、ポップコーン40g、砕いたグラハムクラッカー25gを混ぜる。
2. ラップを敷いた型に1を半量入れ、ピーナッツバター半量をスプーンで所々に落とす。1の残りの半量を入れ、同様に残りのピーナッツバターを落とす。ラップを閉じて一晩冷凍する。
3. 2の表面がほぼ固まったら、型から取り出してラップをはずし、残りのプレッツェルとポップコーン、グラハムクラッカーを飾る。
（『おうちで作るアイスケーキ』P37より）
ポップコーンにプレッツェル、クラッカー、ピーナッツバター。あれもこれも......とつめこんだ欲張りアイスケーキ。アイスケーキの醍醐味である食感の楽しさを、存分に味わうことができる一品です。
「アメリカンジャンキー」の名前どおり、アメリカンなスナック菓子と甘いアイスの組み合わせは一度食べたらやみつきに。スプーンをもつ手が止まらなくなりそう。
材料を混ぜて牛乳パックにつめて固めただけなんて思えないくらい、見た目にも豪華なアイスケーキは、ホームパーティなどの大勢が集まる場にももってこいです。パーティの最後に登場したら、わっと歓声があがること間違いなし。
大人の濃厚な味わい。ラムレーズンとブルーチーズ
【材料（牛乳パック1000ml 1個分）】
ラムレーズンアイス 約300g
ブルーチーズ 100g
グラハムクラッカー（市販品） 12枚
【作り方】
1. ラップを敷いた型に、グラハムクラッカー4枚を敷きつめる。ブルーチーズを5mmの厚さにスライスする。
2. アイスをゴムベラで練ってやわらかくし、1に半量を入れる。上にブルーチーズの半量を並べ、さらにグラハムクラッカー4枚を敷きつめる。同様に、残りのアイスとブルーチーズ、グラハムクラッカーを重ねる。
3. ラップを閉じて一晩冷凍する。
（『おうちで作るアイスケーキ』P32より）
ラムレーズン×ブルーチーズの贅沢なコラボレーション。まさに大人のためのアイスケーキです。
一口食べれば、たちまちブルーチーズのツンとくる香りとラムレーズンの芳醇な香りが口の中にひろがります。その絶妙なハーモニーに「ああ、子どもにはきっとわからない贅沢......」と、思わず笑みがこぼれてしまいそう。
風味豊かなアイスケーキは、お酒とも好相性。おいしいお酒とお食事を楽しんだあとには、しっぽりと思い出話でもしながら、上品なデザートに舌鼓をうちたいものです。
アイスケーキでおもてなしを
アイスに、フルーツやスポンジ、ビスケットなどが加わった、見た目も食感も楽しいアイスケーキはおもてなしやパーティにもぴったり。
今年の夏は、アイスケーキでひんやり甘いおもてなしをしてみませんか？
【料理・岡本ゆかこ 写真・公文美和】
（マイロハス編集部／高山）
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