使用済みのペットボトルでできた新シリーズ
アウトドアブランドであるFJALL RAVENでは、人と野生動物と自然環境に配慮したものづくりをしています。すでによく見かけるKankenバッグも、直線的なデザインで、製造過程でほとんど無駄を生まず、丈夫で長く愛用できます。スウェーデンでは、子ども達が、ランドセルの代わりに使用しているそう。
日本でも親子で愛用している人も見かけますが、カラーバリエーションが増えたとはいえ、みんなと同じになってしまうと悩んでいた人に朗報です。さらにエココンシャスになったRe-Kankenが8月に新登場します。
使用済みのペットボトルから作られたリサイクルポリエステルを原料に、約11本分でひとつのRe-Kankenが生まれます。ちなみに、ミニサイズは約9本分だそう。意外に少ない量のペットボトルででき上がることに驚きました。
バッグ自体がリサイクル可能 Re-Kanken 16L/11,000円、Re-Kanken 7L/10,000円(ともに税抜)
Kankenシリーズは「機能的で、長く愛せるデザインで、丈夫で長持ち」を意識した製品開発を行い作られていますが、Re-Kankenはお役目が終わった時も最大限リサイクルできるように作られています。反射板の素材を使用していたロゴマークを刺繍にしたのもその一環です。製造過程でも、 SpinDyeと呼ばれる紡糸工程に染めが追加された新しい染色技術を採用することにより、染めの工程で水を75%、化学薬品を67%、エネルギーは39%もの削減を行っています。地球への負荷を最小限にと考えて作られたバッグは、ロゴが刺繍のせいもあってか、カラフルでありながら以前のものよりシックに見えます。
丈夫で長持ちしますが、お別れしなければならないときがきても、また何かに生まれ変わってくれると思うと、なんだかうれしくなります。11色展開でミニサイズもあるので、親子で悩みながら選ぶのも楽しそうです。
top-image via Shutterstock
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