お鍋で炊いたご飯がおいしいのはわかっていても、忙しい毎日、手をかけずに炊き上がる炊飯器は手放せません。そんなジレンマを解消してくれるのが、鍋がそのまま炊飯器になった「バーミキュラ ライスポット」。世界一おいしいお米が炊ける炊飯器をめざし、3年の開発期間を経て誕生しました。
バーミキュラ ライスポット / 79,800円(税抜)※2016年12月1日発売、11月1日よりバーミキュラオンラインストアで先行予約開始少ない調味料で、素材本来の味を引き出すホーロー鍋として人気のバーミキュラは、お料理だけでなく、炊飯用に使っている愛用者も多いそう。ただ、難しいのが火加減です。お米や水の量、また天候にも左右されるため、炊いている間は目が離せません。IHだと均一に熱が入りますが、なべ底からのみの火力のため、昔ながらのかまどで炊いたような味がでないのだとか。そんな悩みを解消したのが今回採用されているポットヒーターです。お鍋を包み込み、まるでかまどのように加熱します。しかも、それがワンタッチで行えるんです。
すべての調理が理想的な火加減でより炊飯のために進化したライスポットは、ホーロー鍋の弱点でもあった高火力時の吹きこぼれも最小限にし、なんと蒸気の吹き出し方向も自由に変えられます。蒸気のために炊飯器は決まった場所に置いていますが、それが自由になるなんて、うれしいですね。発表会では、その場で炊きあがった様子を拝見し、試食させていただきましたが、ツヤツヤでまさにお米が立っていました。開けたときに、特定の場所に水滴が落ちないよう蓋裏にも工夫がされています。ふつう・おこげ・おかゆなどの炊きわけはもちろん、玄米もOK。おひつのように、そのままテーブルに出せるのも便利です。
また、お鍋の周りから電気による加熱調整が可能なので、通常のお鍋としても、以前より簡単に無水調理が楽しめ、144ページものレシピブックがついてくるので、レパートリーも増えそうです。
バーミキュラは、一生サポートがついています。ホーローがはがれた修理など有料で受けられ、ポットヒーターの部分は電化製品ですが、3年もの保証付き。蓋置や計量カップまでメイドインジャパンにこだわったスタイリッシュなデザインで、毎日のお料理タイムが一層楽しくなりそうです。