一年のうちでいちばん華やぐホリデーシーズンはもうすぐ。パーティや忘年会といった集まりも多いでしょう。そんなとき、ファッションはもちろん、ぷるんとした肌、つややかな髪など、女性らしい素の魅力も上げていきたいものです。
そこで登場するのがコレステロール。驚く人も多いかもしれませんが、じつはコレステロールは女性ホルモンの材料でもあります。
女性ホルモンといえば「美のホルモン」といわれ、美肌やメリハリのあるボディラインなど、女性らしさをつくりだすのに欠かせない存在。さらに肌細胞をはじめ、全身の細胞を包む膜の構成成分でもあります。その材料をしっかり取り入れることで、女っぷりに磨きをかけることができるというわけです。
しかし一方で、コレステロールはネガティブなイメージがつきまとうもの。でも、そもそもコレステロールは身体のなかで7〜8割ほどが作られており、食事から多くとっても身体が作る量を減らすなどして、つねに一定になるよう調整されています。そのため、食べすぎでない限り、それほど気にする必要はないといえます。事実、最近では厚生労働省の「食事摂取基準」でもコレステロールの基準が削除されているほどです。
肉も卵もしっかり食べて、女っぷりアップそんな大切なコレステロールですが、スリムになりたいと極端な食事制限をしたり、偏った食生活をしている人はちょっと気になります。体内ではタンパク質や糖質、脂質を材料にコレステロールが作られているため、卵や肉をあまりにも避けてしまうのは、女らしさを遠ざけてしまうことにも......。また食事で油分を控えてしまうと、少ない油分は身体を動かすエネルギーとして優先的に使われてしまうので、ホルモンづくりに影響を与えることになります。
野菜はもちろん、肉も卵もしっかりと。コレステロールの力を知って、華やかなシーズンも女らしさを上げていきましょう!
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