通勤中はスマートフォンでSNSをチェック、仕事では何時間もパソコン作業をし、自宅ではネットサーフィン......よく考えてみると、私達は恐ろしい程、目を酷使しています。
ジョンソン・エンド・ジョンソンが行った、1日5時間以上のデスクワークを行う20代~30代の女性を対象にした"疲れ目に"に関する調査によると、「疲れ目で何歳老けて見えるか?」という質問に対して、なんと平均-6.3歳老けて見えるという悲しい結果が。「眉間のシワがくっきりとついてとれない」「いつも若々しい先輩が10歳くらい老けて見えた」なんて意見もあったそうで、他人事にできないです......。
この疲れ目、放っておくと慢性的な「肩こり」「頭痛」「不眠」「視力変動」などを引き起こし、ひどい場合は、「吐き気」や「めまい」が起こることも。しかもその状態が続くと全身の「倦怠感」や「うつ症状」にまで発展する可能性もあるというから驚きです。
そんな美の大敵"疲れ目"にサヨナラするためにも、忙しくてもできる疲れ目ケアをまとめてしました。
(1)目を閉じる
基本的なことですが、目を閉じるだけで、目にうるおいと酸素を補給でき、目の周りの筋肉を休めるのに有効だそう。
(2)ツボ押し
実際押してみると、とっても気持ちいい〜。リフレッシュも兼ねて試してみて。
・眉頭にある「攅竹(さんちく)」
・目じりの横のくぼみ「瞳子髎(どうしりょう)」
・まっすぐ前を見たときの黒目の親指1本下「四白(しはく)」
・こめかみのくぼんだ部分「太陽(太陽)」
(3)ホットタオルで温める
血行促進効果があるといわれる「蒸しタオルパック」。じつは、40度くらいのホットタオルでパックすることで、疲れ目にもドライアイにも有効との研究結果があるそうです。時間は数分でいいそう。市販のホットアイパックを活用したり、お風呂タイムに行えばより手軽にできますね。
(4)メガネやコンタクトの適正矯正をチェックする
適正な矯正がされないと疲れ目が悪化してしまうそう。ある調査では、日本人の約6割の方が近視で、その中で約半数が乱視を自覚しているにも関わらず、乱視用のコンタクトレンズの使用率は13%。米国23%、英国37%に比べても低い数字で、日本では正しい矯正をしている方が少ないという眼科医の意見があるそう。
いかがですが、私もドライアイや疲れ目を感じながらも、あまり意識せずいたことを反省。この機会に疲れ目対策習慣を身につけたいと思います。
(若松真美)