梅雨の時期はこもるようなジメジメした暑さで体調をくずしやすいもの。なんとなくの不調なので見過ごしがちですが株式会社マクロミル梅雨に関する調査ではなんと梅雨時期に不調を実感している人は70%にもなるのだとか。 梅雨時期の不調の原因は冷えにあり

この不調の原因、じつは気圧や、気温の変化による自律神経の乱れにあるのだそう。自律神経の乱れは血流の悪さにつながり、気温は高くても体の中の冷えを増やしてしまいます。この冷えが気持ちにまでも憂鬱さをもたらしてしまうことに......。でも裏を返せば冷えを解消すれば快適にこの時期を過ごせるということ。

梅雨の不調をやわらげ、憂鬱な気分を軽くする梅雨の過ごし方を提案している「オムロン式美人」のサイトでは食べもので自律神経を整えるコツやレシピが紹介されています。すぐ取り入れられそうなものをいくつかピックアップしてみました。

旬のものは加熱して食べる

まずは食べ方のコツから。暑い季節になっても冷え性の人は冷たいものや体を冷やす食べ物に気をつけているのではないでしょうか。夏が旬の食べ物は水分が多く体を冷やす、という認識がありますがそれはもったいない考え方のようです。

旬の食べ物はその季節に必要な栄養を蓄えているのだそう。だったらどう食べればいいの? というと基本的なコツは「火を通すこと」。でも加熱してしまうと失われる栄養素も多くあるのは確か。生で食べたいときは常温でとることがポイント。必要以上に体を冷やさずに済むそうですよ。

冷え対策のゴールデンコンビ

そして手軽に取り入れられそうな温活レシピがこちら。

黒糖ジンジャーエールorウォーター

<材料>(作りやすい量)


・生姜 50g


・黒糖 100g(塊りの場合は少し砕いておく)


・水 400cc

※煮る際にスパイス(シナモンスティック 1本、クローブ 3個)を入れたり、コップに注いでからミントを入れるとよりおいしくなります。スパイスを入れることで温め効果もアップ!

<つくり方>
1.生姜は皮付きのまま2~3ミリの厚さにスライスする。


2.鍋に1の生姜、黒糖、水、あればシナモンスティック、クローブを入れて強火にかけ、沸騰したら弱火にして30分程度煮込み、生姜がクタッとしたら火を止めてそのまま冷ます。


3.お湯や水、サイダーで好みの薄さに薄めてから飲む。お好みでミントを入れる。
→そのまま瓶などに生姜も一緒に入れて、冷蔵庫で保存可能。(2,3カ月保存可能)

(「Rhythm」より引用)

夏はどうしても食欲がわかない、そんな時でも甘くておいしい飲み物なら気軽にいただけてしまいます。黒糖のこっくりしたやさしい甘さとキリッとさわやかな生姜風味に癒されそう。黒糖と生姜は一緒にとることで何倍も力を発揮してくれるゴールデンコンビなのだとか。おいしく効果的に温活できるならうれしいかぎりです。

外はジメジメした暑さでも、気分は晴れやかでいたいもの。バランスの良い栄養の詰まったごはんを食べることは何よりの元気の素。食事からしっかりエネルギーをチャージして梅雨に負けないで毎日を過ごしていきたいですね。

オムロン式美人,Rhythm

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