こんなことめったに!ないので、わが家の長女は目がきらきら。「わぁ!レストランみたい」と、張り切ってサーヴを手伝ってくれました。それを見ていた夫は、「グラスは下の方を持つんだよ」とか「オイルが垂れないように水平に持って」とか、さながら新人のバイトさんに手ほどきしているようなチェック振り。やや緊張しながら料理を運ぶ姿に「けっこうできるかも」と、これまで気づかなかった娘の側面を発見。「なりきる」ことや「演じる」ことが好きなのは知っていたけれど、こんなふうにも作用するんだなぁ。お店が出来たらバイトしてもらお。
メニューひと皿目は、島の魚「タマン」の香菜ソース。近海トンボマグロのブルスケッタ、ホタルイカとパプリカグリルのセミドライトマトソース和え。
ふた皿目は、グリルしたコリンキーのアーモンド&イタリアンパセリ和え。パプアニューギニアの天然海老とカナダのムール貝をレモングラスで蒸したもの。アボカドのワカモーレ。
コリンキーって、限りなく瓜に近いかぼちゃのような野菜で、生のままサラダにも出来ます。どうしたらおいしく食べることができるかなぁといろいろやってみているんですが、今のところ、丸のままグリルして(皮目に焦げ目がつくくらい)大きめにカットするのが好きです。とはいえ、まだまだ試作中!
箸休めに、キヌアといろいろ野菜、赤玉ねぎ、パプリカ、きゅうり、セロリ、とうもろこしのサラダも作り、最後はパスタで。ビーツとパルミジャーノのトロフィエです。上に豆乳ヨーグルトのソースをぽっとのせて。
デザートはリリコイムースとタイのマンゴスチン。リリコイはパッションフルーツのこと。いよいよ旬が到来です。豆乳ヨーグルトにココナッツオイル、パッションソースで作るムースは、オイルの分量をちょっと多めにすると、リリコイバターになります。
さて、女子会。この後は、「まなかいタイム」と称して、わが家の夕飯のカレーなども登場して......笑。気の置けない友だちとゆっくり過ごす屋上レストラン。次回はいつ、開店かなぁ。