雨降り続きから一転、この時期らしい暑さが戻ってきました。夏らしさを実感できるのはうれしいのですが、睡眠不足になるのはちょっとつらいもの。翌朝まで疲れが残ってしまうのは避けたいものです。

そんなとき、自分の身体を通じて発見したことがあります。それは眠りと糖質の関係です。

糖質をとった日の夜は眠りが浅くなる傾向に

ある日のこと。いつもなら目覚めもよく朝からテキパキ動けるのに、疲れが抜けていなかったり、日中生あくびをしっぱなしだったりと何とも不調な一日を過ごしました。常にだるいので何をしても楽しくないし、周りにいらぬ心配をかけてしまうし......。そういえば、こういう体調の日が前にもあったかも、とあれこれ理由を考えていました。

そこで思い出したのが食事のこと。疲れが残っている日の前日の夜は、「料理を作るのが面倒」とコンビニで買ったアイスクリームやパンなどを食べていたことに気づきました。

糖質をとりすぎると、血糖値の急上昇や急降下が起こりやすくなります。ここで登場するのが血糖値を下げるインスリンや、逆に上げるアドレナリンといったホルモン。アドレナリンは血糖値に関係するとともに、興奮状態に関係するため、分泌されることで交感神経が優位になってしまいます。夕食に糖質をとりすぎると、血糖値の乱高下やホルモンの影響が睡眠中に起こるため、浅い眠りにつながってしまうことに

そういえば、と思いだしたのが、夜中の目覚め。割と暑い夜でも、普段はいちど寝たら朝まで起きないほうなのですが、糖質を食べた日にはなぜか夜中の二時ぐらいに起きてしまうのです。きっと私の身体のなかでは、暑さに加え、眠りながらも身体のなかでは血糖値を一定にするため、ホルモンを懸命に出していたり、アドレナリンで興奮状態が引き起こされていたのかもしれません。これでは身体が休まるどころではない、と深く反省しました。同時に、食べ物の選び方ひとつでこんなにも身体が変わるのかと驚きました

糖質に頼りすぎないためにおかずをストック

そこで疲れた日でもパパッと食事ができるよう、冷蔵庫にいろんなおかずをストックするようにしています。ふだんの食事のときに多めにおかずを作り、少しずつ小分けしてフリージングしておけば、電子レンジで温めるだけと簡単。またお弁当の作りおきおかずも多めに作るようにしています。普段、自宅での夕食は主食をとらず、おかずを中心に肉・魚と野菜をたっぷり食べるようにしているのですが、こういった食生活が夏場の不眠解消にもひと役かっているようです。

さらに、アイスクリームを食べたくなったときのために、冷凍庫には低糖質アイスクリームをスタンバイ。もしコンビニで食料を調達する場合は、ヨーグルトやチキン、枝豆などを選ぶようにしています。疲れやだるさで一日のテンションが下がらないよう、ごきげんな自分をキープするため、ちょっとずつ工夫をしているところです。

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