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この数年、冬になると娘の為に編み物をするのが恒例になっています。編み物は子どもの頃から大好きで、小学校の手芸クラブで編み方を学んで以来、家族のルームシューズや人形のマフラー、大人になってからもセーターなどをたまに編んだりしていましたが、その後、音楽の仕事が忙しくなってからしばらく忘れていました。
自分に子供ができたら沢山編みたいと思っていたのですが、実際はそんな余裕もなくバタバタと慌ただしく時間が過ぎ......。そしてやっと最近自分の時間が作れるようになってきたので、移動の電車の中や食後のひと時など、暇を縫っては娘のマフラーなど再び編むようになりました。
鍵編みと棒編みの両方好きですが、どちらかというと細めの毛糸を使って棒編みする時の集中感が心地よくて、この頃は棒編みが多いです。ところでNYに住んでから初めて知って悪戦苦闘しているのが、日本とアメリカでは編み物のパターンが違うという事でした。子どもの頃からずっと、専門書に載っている記号を使った編み図を見て編んできたのですが、海外では編み図ではなくて文章のみで編み方が説明されているものが多いのです。しかも単語が略されていて暗号のようだったり、同じ英語でもアメリカとイギリスそれぞれ微妙に略語が違っていたりするので、本当にややこしくて大変!編みながら略語を検索すると手が止まって編むリズムが壊れてしまうので、編む前に英文のパターンを日本語に訳して紙に書いてから始めるようにしています。
この間は、調べてもよく分からないものがあって実はそれはオーストラリアのパターンだったことに気付いて唖然としました。でも慣れてくると編み図よりも英文パターンを読みながら編んだ方が便利らしいので、諦めずにトライしたいと思っています。フランスのパターンはまだ読んだ事がないのですが、いつか英文をマスターしたら次はフランス語にチャレンジしたいと思っています。
RSSブログ情報:https://www.mylohas.net/2017/12/066279mylife.html