「30日間スーパーフード」にようこそ! vol.23では、緑茶をどうやって食事に取り入れるかご紹介します。さっそく今日から!

古くから健康のために飲まれてきたワケ

今、緑茶といえば“デトックス”というほど。自然なグリーンの色合いをしたおなじみの飲み物に脚光が当たっています。

中国とインドでは、心臓や胃腸、認知機能の問題に対して何百年もの間にわたって緑茶が効くとの考えがありました。科学が未発達だった数世紀前でも、そうした考えは的を射ていたのです。

メリーランド大学医療センターによると緑茶の抗酸化物質はがん、冠動脈疾患、高コレステロール、糖尿病、肝臓病の予防に良いそう。アメリカ関節炎財団によると緑茶の抗炎症作用は関節炎への効能が。さらにケースウェスタンリザーブ大学の研究によると、緑茶の抗酸化物質である、緑茶カテキンガリウム酸塩が関節にダメージを与えている酵素の働きを防ぐそう。

緑茶をどう飲む?

熱い、カフェインの入ったお茶はとりわけヘルシー。抗酸化物質をしっかり取りたいなら自分で淹れるのがベスト。できるならば、ろ過した水道水を使い、ミルクや砂糖は抜きで。風味をつけるなら、シナモンスティックでかき混ぜたり、レモンを浮かべたり。また、次のような緑茶レシピも試してみては。

<緑茶のおすすめレシピ>

緑茶のディップ

緑茶は飲むだけじゃないんです。中国だとまさに“食材”。熱く淹れた緑茶に、クリームチーズやあさつきを足してみたものをクラッカーや生野菜でディップします。

材料

緑茶のティーバッグ3個 低脂肪クリームチーズもしくは低脂肪リコッタチーズ1カップ フレッシュなあさつきもしくはバジルの葉のみじん切り大さじ2

作り方

水1カップを沸かし、ティーバッグを加え5分浸して冷まします。 クリームチーズとあさつきを小さなボウルに。なめらかになるまで緑茶に少しずつ混ぜていきます。 1時間、風味がなじむまで。室温に戻してからいただきます。

レモンとショウガのアイスグリーンティー

友達とお茶を飲むなら、このお茶はどうでしょう。せきや鼻かぜも寄せつけなくする一杯。研究によると、ショウガやレモンは風邪を防いでくれる効果が示されているとのこと。緑茶の抗酸化物質のケルセチンはインフルエンザへの抵抗力をつけてくれます。

材料

緑茶またはウーロン茶のティーバッグ10個 皮をむいて薄切りにした5センチ大の生ショウガ ミントの小枝大3本 スライスしたレモン1枚 沸かしたお湯4カップ

作り方

ティーバッグ、生ショウガ、ミント、レモンを約2リットルの耐熱ピッチャーに入れます。 沸かしたお湯を注ぎます。1回かき混ぜて、6分浸したらティーバッグとミントを取り除きます。 20分間冷やします。 十分な氷と冷たい水を加えてから、6杯に分けます。新しいミントとレモンスライスを加えて氷入りのグラスに注ぎます。

ニンジン緑茶ジュース

緑茶とニンジンの組み合わせで、レシピは2倍ヘルシーに。ニンジンには肺の健康を保ってくれるベータカロチン、緑茶には病気に対抗してくれる抗酸化物質のカテキンが豊富です。このドリンクはジューサーで材料を混ぜるだけ。準備は本当に簡単です。

材料

ニンジン大1本 青りんご1個 サラダ用ホウレンソウ1/2カップ ケール1/2カップ イチゴ1/2カップ 冷たい緑茶1カップ ショウガの球状のかたまり1個

作り方

材料をジューサーにかける。

The Editors of Prevention/30 Days Of Superfoods: Green Tea For Reduced Arthritis Inflammation

訳/STELLA MEDIX Ltd.

RSS情報:https://www.mylohas.net/2018/04/green-tea.html