音楽が健康な心と身体の維持に役立つという研究については、これまでにも取り上げてきました。2018年4月末に『Journal of the Academy of Marketing Sciences』で発表されたサウスフロリダ大学ムーマビジネスカレッジの研究によれば、音楽は食事のチョイスにも影響を与えることがわかりました。
音楽のボリュームによって選ぶメニューが変わる
image via shutterstock同カレッジのマーケティングを専門とするディパヤン・ビスワス教授をはじめとする研究者らは、この研究のためにストックホルムのレストランで、数日間にわたってさまざまなジャンルの音楽を2種類のボリューム(55デシベル/70デシベル)で流し、注文の統計を取りました。
その結果、次のことが判明しました。流れる音楽のボリュームが大きいと、体によくないメニューを注文する客が52%だったのに対し、静かな音楽が流れているときは42%でした。同様に、身体によい食品を注文した客の割合は、静かな音楽が流れている時のほうが大きいものでした。
(「Newsweek」より翻訳引用)
そう言われてみれば、食欲がないと思いながら入ったレストランで、自分でも思いがけずボリューミーなものを注文してしまったり、騒がしいパーティ会場で、普段なら食べないようなものをつまんだ経験が私にも何度かあります。あれは、もしかしたらBGMや騒音のなせる業だったのかもしれません。
音楽のもつ心理的作用を食事に活かす
image via shutterstock研究者たちは(これを)次のように説明します。ソフトな音楽は、心を鎮める効果を持つため、私たちは選ぶ食品についても注意深くなり、サラダのような身体によいものを選びやすくなります。まわりの音が高いと、刺激とストレスを増やすため、バーガーなど身体によくないオプションを取りやすくなるのです。
(「Newsweek」より翻訳引用)
スーパーなどでも同じことが言えますから、あまりに混んでいたり、BGMが騒音に近い店での買い物は、できれば避けたいところです。さらに、自宅では、料理段階から静かな曲を聞くようにすれば、ばっちり身体によい食事が作れそうです。
また、これから外食時には、メニューや値段、雰囲気だけでなく、BGMにも注意して、レストランを選びたいと思いました。
[Newsweek]
そういうアメリカ人が多いというだけで、日本人には関係ないエビデンスによって書かれた記事。
日本で実験してみなければ日本人に適応できるかは分からない、日本人にはまるで意味のない研究。
孤独のグルメのBGMを流したら大量に食べられそう
さかなさかなさかなーって聞くと肉が食いたくなるみたいな