その艶やかな輝きにあやかりながら、スペシャルなスキンケアやヘアケアなどをおこなってみましょう。自分自身をていねいに扱うと、ココロが幸せで満たされます。
10月の満月:自分に意識を向ける「慈愛の月」
【満月の瞬間】
10月25日(木)1時45分
仕事や家事、育児など、何かと忙しい毎日を過ごしていると、自分をおろそかにしてしまうこと、ありませんか? 肌荒れや髪のパサつき、肩こり、ストレス……気がついてはいるものの、ケアを後回しにするのは、よくあることです。
毎日コツコツとケアをするのが大変ならば、月に一度、自分のためにスペシャルメンテナンスをしてみるのはどうでしょう。それを実行するとしたら、満月の日がオススメです。
満月は、月の満ち欠けの周期の折り返し点。これまでを振り返って自分と向き合うベストなタイミングといえます。
とくに秋の夜長の満月は、自分に対する意識が高まるとき。少し早めに帰宅して、シートマスクやパックで肌コンディションを整える、湯船にゆったりとつかる、全身をやさしくマッサージする、アロマキャンドルを灯してリラックスする……などなど、「癒し」をテーマにケアタイムを思いっきり楽しみましょう。
ここでのポイントは、人手を借りないことです。どんなにたくさんの愛情を他者から注がれたとしても、それは一過性というもの。自分で自分を大事に扱い、慈しむことができないと、ココロはいつまでも満たされません。
人生の主役は自分。自身を大切な存在だと気づかせてくれるお月さま。それが10月の満月です。
満月の日に飲みたい、女性をサポートするティー
image via shutterstock【ラズベリーリーフ】
・別名:ヨーロッパキイチゴ
・学名:Rubus idaeus
・ティーに使う部位:葉
甘酸っぱくて赤い果実が、ジャムやお菓子によく用いられるラズベリー。その葉を乾燥させた「ラズベリーリーフ」は、PMSや生理痛、産前産後など、女性のカラダをサポートするハーブとして知られています。
月もまた、昔から女性と密接な関係があると考えられてきました。一説によると、女性の美しさは月から生じたものなのだとか。
月の輝きがピークに達する満月の日に、ラズベリーリーフのティーをいただけば、女性としての魅力が高まるかもしれません。
熱湯で淹れたティーは、ほのかにベリーの香りが立ち、クセのない風味。味わいに物足りなさを感じる場合は、紅茶とブレンドするのがオススメ。ラズベリージャムを加えれば、よりいっそうラズベリー感が楽しめます。
10月25日(木)の夜:魅惑的になれる満月のおまじない
image via shutterstock科学的に実証されてはいないものの、古くから月光には浄化作用があると考えられていました。そのパワーは、満月に近づくほど強まるといいます。
それではここで、10月の満月にぴったりなおまじないをご紹介しましょう。
準備するものは、シルバーカラーの櫛と、ヘア用のオイル。オイルは、椿油でもアルガンオイルでも、ヘアに使えるなら何でもOKです。
準備が整ったら、櫛にオイルを数滴たらし(つけ過ぎに注意!)、満月の光を浴びながら髪に艶が出るまで何度もとかします。そのとき「月の女神の力を私のもとに」と唱えてください。
口に出すのが恥ずかしければ、ココロの中で唱えましょう。これで月のパワーが自分に宿り、月のような魅惑的な美しさが手に入るといわれています。
秋が深まるとともに、気温や湿度も下がり、髪の乾燥が気になりはじめます。オイルでヘアケアをしつつ、月のパワーを自分のものにする。一石二鳥のおまじないは、実践する価値がありそうです。
次回は、11月の新月。11月8日(木)です。
【10月の新月】ココロに従うことで自然体の美しさが増していく
行楽日和が続き、世の中にはおいしいものが溢れ、イベントも多くなる秋。周囲がいろんなことで満ちている時期なので、ココロは刺激を受けやすいとき。この時期... https://www.mylohas.net/2018/10/176442oct_newmoon.html?test201808「ココロに効く新月&満月の五感セラピー」をもっと読む
イラスト/カイフチエリ