A.ホント。
ナッツを週1~4回食べた人は、ナッツを食べる頻度が週1回未満の人に比べて、致死性の心臓発作を起こすリスクが約27%、非致死性の心臓発作を起こすリスクが26%低かった。
しかしナッツの予防効果がさらに顕著に表れたのは、週5回以上食べた人だった。致死性の心臓発作のリスクは48%低く、非致死性の心臓発作のリスクは半分以下だったのだ。
また毎日の食事にナッツが含まれていた人は、週1回未満しか食べなかった人に比べて、心臓発作を起こす確率がなんと60%も低かった。
『ハーバード医学教授が教える健康の正解』(ダイヤモンド社刊)より
1992年に『アーカイブズ・オブ・インターナル・メディシン』に掲載されたこの調査は、カリフォルニアのロマ・リンダ大学が、同州のセブンスデー・アドベンチスト教会の協力を得て行ったもの。ヒスパニックでない白人信者3万1208人の健康データを12年にわたり収集するという、かなり大規模な調査でした。
参加者が食べたナッツはピーナッツ、アーモンド、クルミなどで、ナッツの種類による顕著なちがいは認められなかったそうです。
「おいしいものはカラダに悪い」という思い込みは、ナッツに関しては当てはまらないようですね。
積極的に食べたいカラダにいいもの
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美肌、骨粗しょう症対策に。アンチエイジングのための食べ物<後編>
『ハーバード医学教授が教える健康の正解』(ダイヤモンド社刊)
医師が断言する「究極の飲み物」コーヒーについて、ビタミンDの新しいポテンシャル、運動による知られざるメリット、スーパーフードとしておなじみの「ナッツ」が本当にすごい理由、脳だけではなくカラダにも影響を与える「瞑想」の力など6つのカテゴリーにて、本当に正しい健康の知識について触れています。膨大なデータベースを元に導き出したからこそ信頼できるトピックが満載です。