そんなことを言われたらびっくりするかもしれませんが、家の中のあらゆる場所、それに掃除用具や遊び道具などにさまざまな菌が生息しています。
風邪やインフルエンザ、そのほかの病気を予防するためにも、清潔に保っておきたい10の場所・モノをご紹介します。
01. キッチンシンク
大腸菌やサルモネラ菌がキッチンのシンクに? 嘘でしょう?
残念ながら、菌がついている食材や、細菌の温床となっている食器用スポンジが付着する場所ならどこも汚染されます。
不愉快な物体の多くは排水溝に溜まるので、シンクの表面を洗浄するだけでは不十分です。
02. 食器用スポンジ
まさしくお皿を洗うのに使っているスポンジが、大腸菌やサルモネラ菌など多くの細菌の温床になっているかもしれません。
03. まな板
木製かプラスチック製かを問わず、まな板は食中毒の原因となる菌がよく付着している場所。
いつも完全に清潔を保つこと。生肉や野菜を切ったあとは、特に入念に。
04. 塩とコショウの容器
食事の味付けついでに、ライノウイルスやインフルエンザウイルスも振りまいてないですか?
うっかり塩をこぼしたことを心配するより、容器を清潔にするよう気にかけて。
05. 水筒
ジムや学校、会社から持ち帰った水筒にどのくらい多くのばい菌がいるか知ったら、口から思わず飲み物を吹き出しちゃうこと間違いなし。
水筒を使った後は毎回食洗機へ。
06. 弁当箱
菌が繁殖した食品や学校の汚れた机などに触れていたお弁当箱は、細菌がよく好む場所。
07. 電子レンジ
いざ電子レンジを掃除するとなると、「電子レンジの中はそのままにしておこう」と考える人が多いみたい。そんなことでは具合が悪くってしまうかも。
残り物を大腸菌と一緒に食卓に出したくなければ、電子レンジの庫内も清潔にしておきましょう。
08. 食洗機
食洗機も無菌ではありません。
食べ物の残りかすや水気があるので、細菌が好んで繁殖します。
09. レンジのつまみ
食べ物がある場所の表面には、細菌がたっぷり付着している可能性があります。
コンロのつまみでさえも細菌が繁殖しやすいのです。
10. 冷蔵庫
食品を細菌汚染から守るものとして一般的に思い浮かべるのが冷蔵庫ですが、大腸菌やサルモネラ菌、リステリア菌などが繁殖しているかもしれません。
特に、野菜室や扉のハンドルに注意。廃棄すべき食品を入れていた場合は、庫内全体をきれいに掃除することが非常に重要。
11. コーヒーメーカー
まだ目が覚めないですか?
では、コーヒーメーカーのタンクには、ブドウ球菌、連鎖球菌、セレウス菌をはじめとする細菌が生息しているかもしれない、と聞いたら目が覚める?
菌の繁殖に注意
風邪やインフルエンザ対策。あなたの手洗いに関する知識、本当に合っていますか?
Alex Watt /26 Sneaky Spots In Your Home That Are Probably Full Of Germs
訳/Maya A. Kishida