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ジェニファー・ロペスも挑戦した、10日間で砂糖中毒から抜け出す方法
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ジェニファー・ロペスも挑戦した、10日間で砂糖中毒から抜け出す方法

2019-04-17 22:00
    2月初旬、ジェニファー・ロペス(49歳)がボーイフレンドのアレックス・ロドリゲスと一緒に、糖質・炭水化物オフの10日間チャレンジを始めたことが大きな話題となりました。

    一緒に挑戦しようとファンに呼びかけ、Instagramでチャレンジの詳細や引き締まった身体の写真などを公開していたジェニファー。その一方で、このチャレンジの難しさについても、ほのめかしていました。

    砂糖中毒だって気づいた!

    最近、アメリカのトーク番組『エレンの部屋』に出演し、砂糖の摂取をやめた際、かなり深刻な症状に悩まされたと明かしました。「頭痛を感じたうえに、世界がまったく別物になってしまったようだった。自分が自分でないような。そこで、自分が砂糖中毒なんだって気づいたの

    さらにジェニファーは、砂糖のことを「常に考えてしまうの。『次に砂糖を食べれるのはいつ?』とか」と話していました。このチャレンジについて、「最初はとても大変だった」と語ったジェニファー。

    「自己鍛錬ね。『たったの10日間なんだから、できるでしょ』と自分を励ましたの。そしたら、途中で少しよくなって、最後には問題なくなったわ

    10日間のチャレンジが終わると、砂糖への欲求が以前より減っている自分に驚いたとジェニファーは言います。気分は最高でした。「何が起こったかというと、炎症が少し治まったの。だから突然、身体が一回り小さくなって、むくみが引いた。とても気分がいいわ。この気持ちはやみつきなるわね」

    砂糖が身体にもたらす影響とは?

    image via shutterstock

    フルーツ、野菜、穀類、乳製品など炭水化物を多く含む食品には、自然の糖分が含まれます、とニューヨークで活躍する登録栄養士のジェシカ・コーディングさんは言います。食べ物は身体の中でゆっくりと消化されますが、砂糖はそのエネルギーになります。

    問題なのは、添加糖をたくさん加えすぎること。肥満や糖尿病などの疾患につながります。「添加糖には中毒的な要素があります」とコーディングさんは指摘します。「添加糖を摂取すると、脳の報酬経路の一部が活性化され、精神的、生物学的、行動的な中毒症状を引き起こします

    ジェニファーのチャレンジは、フルーツや炭水化物などを含め、すべての糖質をカットする極端なものだったので、身体がびっくりしたのでしょう、とニューヨークシティの公認管理栄養士ジーナ・キートリーさんは言います。当然、砂糖断ちによる禁断症状を引き起こす可能性は高まります。

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    Jennifer Lopezさん(@jlo)がシェアした投稿 - 2019年 1月月24日午後1時38分PST

    砂糖の禁断症状とは?

    簡単に言うと、砂糖をやめたとき、身体がどう反応するか、です。コーディングさんによると、脳の報酬経路、特に快感をもたらすドーパミン報酬系に影響を及ぼすそう。

    「砂糖が生活の中で大きな割合を占めていた場合、それを一気に排除してしまうと、脳内化学物質の変化が起こります」とコーディングさん。基本的に、最初はそれほど気分が乗りません。

    また、急に砂糖を断つと、疲労感や頭痛、エネルギー不足に陥りますとのこと。「気分にムラが出たり、砂糖が異常に欲しくなったり、という症状もよく見られます」(コーディングさん)

    砂糖の摂取量を減らすベストな方法は?

    image via shutterstock

    食品に含まれる自然の糖分を摂取するぶんには特に問題ありません、とキートリーさん。前述した通り、身体のエネルギー源となりますし、身体にいい食品に入っている場合が多いからです。

    「ジェニファーをそっくりそのまま真似して、エネルギー源となるすべての炭水化物(フルーツや野菜を含めて)をカットしようとしているなら、考え直した方がいいでしょう」とキートリーさんは話します。「糖質と炭水化物を摂りすぎるのはよくないですが、敵ではありません。生活に必要不可欠なものです」

    添加糖を減らしたいけれど、禁断症状が出てしまうのが心配という方は、「ゆっくり取り組む」のがいいでしょう、とキートリーさん。糖質の摂取量を少しずつ減らすことで、味覚も徐々に適応してきます。

    ただし、すべての人に最適なアプローチという訳ではありません。「段階的に減らしていけば、身体と脳が順応する時間があるので、ほとんどの場合問題は起こりません」とコーディングさん。

    しかしながら、なかには砂糖を適度に摂るのが難しいという人もいるでしょう。「そういう場合は、きっぱりとやめてしまうのがいいでしょう。最初は身体がショックを受けますが、それを乗り越えれば、元に戻りたいという気持ちはなくなります」

    糖質の摂取量を減らしたいと思ったら、少し時間を取って、自分が最終的にどうなりたいのか、それを達成するためにはどんなアプローチがベストなのか、自分に正直に考えてみてください、とコーディングさんはアドバイスします。

    「最終的に、あなたにとってベストな方法がうまくいくんです」

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    Korin Miller/Jennifer Lopez Says She Experienced Sugar Withdrawal During Her 10-Day Challenge
    訳/Seina Ozawa

    RSSブログ情報:https://www.mylohas.net/2019/04/189021pvn_jennifer.html
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