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ストレスで胃もたれと下痢は、本当なのか?
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ストレスで胃もたれと下痢は、本当なのか?

2019-05-10 10:30
    胃腸を傷つける生活習慣は、食べ過ぎ・飲み過ぎだけではありません。日本人に多い消化管のがんを防ぐためにも、胃腸のケアは重要。予防医学医の奥田昌子さんが教える「胃腸を最速で強くする方法」を、毎日ひとつずつご紹介します。 images via shutterstock

    心に受けたストレスは、消化管に大きな影響を与えます。それは、消化管と脳が自律神経で結ばれているからです。

    自律神経には、元気に活動するための交感神経と、リラックスのための副交感神経があります。副交感神経は呼吸や脈拍をおだやかにして、胃腸の働きを高め、活動のためのエネルギーを蓄えてくれます。

    ところが脳がストレスを受けると、生き延びるために交感神経を刺激するホルモンが放出され、それが続くと自律神経のバランスが乱れてしまいます副交感神経の働きが低下して、胃腸のぜん動運動が弱くなり、消化にも支障がでてきます。

    胃もたれなどの機能性ディスペプシアや、腹痛や下痢をはじめとする過敏性腸症候群の症状も、ホルモンの変動と自律神経のアンバランスからくるものと考えられます。こうした心身症は、男性は30~40代女性は20~30代にとくに発症しやすいことが指摘されています。

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    「胃痛の原因はストレス」「ヨーグルトで便秘が治る」――そんな誤解をしていませんか? 人間の体は巨大な一本の管=消化管でできているのに、私たちは驚くほどその実態を知りません。本書では強い消化管をつくるために欠かせない食事や生活習慣を、日本人の体質を研究する予防医学医の奥田昌子さんが解説。なぜ日本人は「胃腸が弱い」のか、その秘密を紐解きます。

    RSSブログ情報:https://www.mylohas.net/2019/05/1892154stomach_10.html
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