普段から身体のことを気遣っているプロフェッショナルな人々は、毎日ぐっすり眠るためにどのような工夫をしているのでしょうか。
医療関係者と協力して活動するヨガ教師のためのコミュニティを運営しているティファニー・クルックシャンクさん。年間15万マイルも出張で飛び回っている彼女にとって、睡眠は非常に大切だといいます。
「ふだんからよく眠れるタイプ」というクルックシャンクさんは、寝る前の習慣を大切にしているのだそう。クルックシャンクさんがつけた「睡眠日記」から、よく眠るためのヒントを紹介しましょう。
夕方5時以降はワインを飲まない
image via shutterstock日曜日。デッキにペンキを塗ったりして屋外でのんびり過ごした1日の終わりに、スパークリングワインをちょっと味わったけど、明日の撮影にそなえてぐっすり眠れるように、夕方5時には飲むのをやめます。
夕食には、ケールやほうれん草など葉もの野菜をたっぷり使ったサラダを。庭で採れたイチゴも少し。夕食後に寝る準備を始め、顔を洗って歯を磨き、照明を落とす。実際にベッドに入ったのは、夜10時半から11時くらい。もう少し早く寝たかったけど、夫と一緒の時間が必要だったし、ふたりですてきなひとときを過ごせたので問題なし。
早めに照明を暗くする
image via shutterstock月曜日。夫を空港に送るため、5:30に起床。その後も1日中仕事で大忙し。
わたしはふだんから寝るための準備にとても気を使っていて、ベッドに入る前にゆっくりと部屋の明かりを暗くしていくようにしています。そのために家中のほとんどすべての照明にダイヤル式の調光器を取り付けていて、寝室に行く2〜3時間前から照明を少しずつ落とすように。寝る1時間前には、明かりが消える寸前のぎりぎりまで部屋を暗くします。夜10時には就寝。
安眠マスクを着用する
image via shutterstock火曜日。今日の夕食は、海塩とオリーブオイルでBBQしたサーモンとアスパラガスというシンプルな食事。夜9時45分には幸せな気分でベッドへ。いつものように安眠マスクを着用して、睡眠用の音楽を聞きます。
マッサージボールで回復ストレッチ
image via shutterstock水曜日。今週は座り仕事が多かったので、今晩はマッサージボールを使って10分ほど臀部をほぐす。筋膜組織をほぐして潤いをもたらし、怪我や痛みを予防するタイプを使います。
出張やスケジュールの変更などで連日慌ただしいので、毎晩こうしてストレッチを行う時間を確保するようにしています。夜10時にはベッドに入る。
週末に向けて全力で仕事を片付ける
image via shutterstock木曜日。今日はヨガレッスンと、鍼とスポーツ医療の診察をする日。おいしいごはんを作って、少し休憩。それから、いくつか締め切りが迫っている案件があったので、夫が帰宅する前にすべて終わらせるべく、夜10時近くまで仕事をがんばる。10時半に夫をピックアップして、ふたりとも夜11時半には就寝。
夕食はミールキットで手早く
image via shutterstock金曜日。今日はたくさんの作業を終わらせて、夫と一緒に、飼い犬のルルと散歩。わたしたち夫婦は離れている時間が長いので、一緒に過ごす時間を大切にしています。だから夕食は、おいしくて手早くできる食材宅配サービスのミールキットを利用。そして週の締めくくりとして、家で映画を楽しみました!
良質な睡眠がとりたい
6時間未満では心の疲れはとりきれない? 意外とやっている睡眠のNG習慣
Devin Tomb/Yoga Medicine Founder Tiffany Cruikshank Dims the Lights 3 Hours Before Bed /Maya A. Kishida(翻訳)