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世界のだいぶ珍しい病気7つ。肌が青くなる、自分の毛を抜いてしまう…
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世界のだいぶ珍しい病気7つ。肌が青くなる、自分の毛を抜いてしまう…

2019-08-29 22:00
  • 10
糖尿病、がん、心臓病……。

よくある病気であれば、誰しもどこかで聞いたことはあるはず。一方で、まさかそんな病気が? と、驚くような病気も世の中にはあるのです。

例えば、急に外国語のようなアクセントで話し始める症候群、文字通り肌が青くなる病気など。アメリカ人の10人に1人は、何らかの希少疾患(レアディジーズ)にかかっています。ここでは、聞いたこともないような病気について紹介します。

1. 外国語様アクセント症候群

普通に話したと思ったら、次の瞬間には外国語のアクセントで話してしまう、そんな不思議な状態になってしまうのが、外国語様アクセント症候群(FAS)と呼ばれる病気です。突然話し方が変わるというもの。通常、脳卒中や脳損傷を患った後に起こります。

テキサス大学によると、まったく新しいアクセントで話しているように聞こえます。言葉を発するタイミング、イントネーション、舌の使い方が変わるため。例えば、イギリス英語がフランス語のように聞こえたりするほか、アメリカ英語がイギリス英語、スペイン語がハンガリー語、日本語が韓国語などと話し方に変化が出てくるという事例があります。

2. ファブリー病

消化器に関する病気かと思っていたら、まれな病気であるファブリー病であるというケースがあるのです。脂質(脂肪)の新陳代謝に異常が起こり、男女ともに起こる可能性があるのですが、ほとんど男性がかかるという特徴を持った病気です。

症状は「グロボトリアオシルセラミド」と呼ばれる脂肪の一種の蓄積によって起こります。この成分は、体の細胞に含まれることが分かっています(米国国立医学図書館のジェネティックスホームリファレンスの解説より)。

「患者は長年にわたって消化器系のトラブルを抱えていました。確認された症状とは、ほとんどは腹部の痛み、または下痢。さらに、暑い環境に弱くなって、お腹のまわりに発疹が見られたりします」と、マシュー・テイラー医師(UCヘルスの遺伝子学専門医)。

「振り返ると、そうした軽くて慢性的な症状が、最終的にはひとつの病気につながります。あまり見られない病気であるため、何人もの患者を診療したことがある医師はほとんどいないはず」とテイラー医師。

3. 不思議の国のアリス症候群

不思議の国のアリスと言えば、特別なケーキを食べてしまって、体で部屋がはちきれるほど大きくなってしまうというエピソードがあります。まさに、そんな風に体の感覚が変わってしまうのが、不思議の国のアリス症候群という病気。

自分が感じる自分自身の体の大きさのイメージが変わってしまうのです(体のまわりにあるものについての感覚も)。実際よりも大きく感じたり、小さく感じてしまったり。

幻覚ではなく、脳の中に起こる問題によって、感覚が変わります。短い時間に限られることも、ずっと続いてしまうことも。研究によると、頭痛を伴うことがよくあるそう。治療方法はまだ見つかっていません。

4. メトヘモグロビン血症

肌が青くなる病気を聞いたことがあるとしたら、これかも。実際、肌がアニメのように青くなってしまうのですが、血液の病気であるメトヘモグロビン血症になるとこうした外見になります。

この色の秘密は、体がメトヘモグロビンを作りすぎてしまうため。メトヘモグロビンはヘモグロビンの一形態で、通常は血液の1%程度なのですが、病気になると20%にまで上昇。こうなるとヘモグロビンがうまく酸素を体に運べなくなるので、肌が青く変化したり、唇が紫になったり、血液は茶色になったりします(ジェネティクスホームリファレンスより)。

病気は遺伝する可能性がありますが、ある種の化学物質や医薬品によって起こる可能性もあります。

5. トリコチロマニア、抜毛症

だれでも髪の毛をいじってしまうことはあるでしょうが、髪の毛を抜き始めたら、トリコチロマニア(抜毛症)と呼ばれる病気です。そうなると髪の毛が失われてしまい、原因も不明ですが、強迫性障害と呼ばれる精神的な病気の一分類と考えられています。

不幸にも、毛が失われる場所はまつげだったり、眉毛だったり、ヒゲだったりするのですが、そのことが精神的な苦痛にもつながります。これは米国希少疾患協議会(NORD)による解説です。

6. 異食症

こんなことがあるのです。定期的に石を食べたり、チョークを食べたり、石けんを食べたり。異食症と呼ばれる、強迫的に異物を食べてしまう病気です。食べ物でもないものをほしがって、食べてしまう。

研究からは、鉄分や亜鉛の不足のために起こる可能性があると考えられています。大人よりも子どもで起こりやすく、歯や消化器を痛めてしまうのが問題に。妊婦さんもこの病気になりやすいと言われています。

7. 寒冷アレルギー

寒い季節に「イヤだな」と思うのは普通かもしれません。でも、この病気では、本当にアレルギーになってしまうのです。

家族性寒冷自己炎症性症候群(FCAS)、または家族性寒冷じんましんと呼ばれるもの。まれに起こる遺伝性の病気で、寒さにさらされたときにアレルギーのような症状を起こしてしまう病気です。

発疹が起きたり、関節痛が起きたり、けん怠感が起きたり、目がかすんだり、吐き気が出たりする症状が、1、2時間の間に起こり、だいたい24時間以内に治まります。米国希少疾患協議会による解説です。

明晩の『Prevention』に続きます。

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Tehrene Firman/15 Weird Medical Conditions You Probably Haven't Heard Of/weird-medical-conditions/STELLA MEDIX Ltd.(翻訳)

RSSブログ情報:https://www.mylohas.net/2019/08/197417pvn_conditions.html
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不思議の国のアリス症候群に似たのは、二日酔いの日の昼仮眠時によくある。自分の大きさと周りにあるものの大きさの感じてるのと実際のの差異があったり。
あと、寒冷アレルギーは逆の温暖アレルギーはあるんだろうか。それはストレスかトラウマな気がする。
それと外国語様アクセント症候群は転生者ですね。わかります

No.1 63ヶ月前

ビリー・ミリガンって外国語様アクセント症候群だったんじゃないか?

No.2 63ヶ月前

遺伝ではないが季節の変わり目アレルギーなら持ってる

No.3 63ヶ月前

>>1
自身の感覚では二日酔いに限らず眠りが相当浅い状況でおこるやつかな(だから仮眠で出やすい)。
ただそれは、寝ている現実の状況を夢に見ているだけだと思いますが(起きると状況リセット)
記事の症状は覚醒状態での認識齟齬だからちがうものかなぁ…と

No.4 63ヶ月前

もしかして、いわゆる「生まれ変わり・転生」事例の根拠の一つにされる「習ったこともない別の国の言葉を話し始める」って、この外国語様アクセント症候群だったりするんだろうか。きっかけも大怪我や重病ってことが多いようだし…

No.5 63ヶ月前

赤と白の丸と線アレルギーも書いて

No.6 63ヶ月前

外国語様アクセント症候群は「リズム生成」が阻害されて「外国語のような喋り方」になるだけで「外国語が喋れるようになる」わけじゃないから転生はしてないです。
>例えば、イギリス英語がフランス語のように聞こえたり
あくまでフランス語っぽく英語を喋るだけで、そりゃ国はたくさんあるから探せば「〇〇に似てる!」ってのが見つかりますが関係はないです。

No.7 63ヶ月前

10人に1人が掛かる病気ってもはや希少でもなんでもないのでは

No.8 63ヶ月前

>>8
「まれによくある」って感じかもしれない。

No.9 63ヶ月前

爺ちゃんの弟が奇病で研究のために医療費かからなかったて伝承があるけどほんとかなあ

No.10 63ヶ月前
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