GWを利用して、フランスへ行く人もいると思いますが、定番ものばかりのフランス土産にはもう飽きた!という人におすすめなのが、フランスの「切手」です。

この切手は、20gまでの手紙に使えるものが12種類のイラストで描かれている「カルネ(Carnet)」タイプ。

鶏、ワニ、犬、猫、ロバ、魚などかわいいアニマルたちが、キッチュなタッチで描かれています。フランス国内限定で、住んでいない限り実際に使い道がなく、思い出のコレクションとして飾っておくことになりますが、それでも可愛いので良い記念になるはずです。しかも、はがして貼れるシールタイプなので、ほかにも使い道があるかも?

実はこれらの動物の各イラストには、フランスのことわざが書かれており、イラストはそれを表しています。例えば、この切手カルネのタイトルにもなっている、ニワトリとロバのイラスト上の文言は、直訳すると「ニワトリからロバへととんでゆく」というもので、「会話や手紙の中で、つながりのないものへと話題が変わってそのまま話がすすめられる」という場合に使われる表現。

眺めているだけでも、その意味が知りたくなって好奇心をそそるこのカルネ。

フランス各地の郵便局で「アン カルネ ソテ デュ コック ア ラン, スィルヴプレ(un Carnet Sauter du coq à l'âne, s'il vous plaît) 」と言えば6,96ユーロで購入できます。

また、もうひとつのおすすめは、カレンダーと切手12種類がセットになっている「Collector - Le Calendrier 2013(9,9ユーロ)」。

ノスタルジックなタッチのイラストが、1月〜12月のフランスを表現する形になっています。しかもカレンダー付きなので、今年後半用のカレンダーとしても使えます。

フランス人の生活の一部とも言える郵便局(La Post)に足を踏み入れるのも、他国の社会の仕組みが垣間みられるようで、今年の旅の良い経験にもなりそうです。

(下野真緒)

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