今回は読者282人に、この時期に気になる「飲み過ぎ」についてアンケートを実施。かわいいレベルからかなりの強者レベルまで、十人十色のお酒失敗談も集まりました。
お酒は強い?それとも弱い?
日本人は欧米人にくらべると、アルコールを肝臓で分解する酵素の働きが弱く、お酒に弱い人が多いといわれます。
今回「お酒は強いほうだと感じる」と回答した人は全体の25%で、「普通」と回答した人と合わせると63%。「弱い」と回答した37%とくらべると、予想以上に「飲める」人が多い印象でした。
飲み過ぎの理由は「ストレス」と「付き合い」
とはいえ、「飲める」からといって失敗しないわけではないのがアルコールの怖いところ。
73%もの人が「飲み過ぎて後悔したことがある」と回答しており、コントロールが難しいことがよくわかります。
つい飲み過ぎてしまうシチュエーションとしては、「ストレスがたまっていた」「付き合いで断れなかった」が多数。
「苦手な人がいて間が持たなかった」「会がつまらなかった」など、その場をやり過ごそうとして飲み過ぎてしまうという声もありました。
とにかくイヤなのは「二日酔い」!
飲み過ぎたあとに困ることとして、ダントツで多かったのが「二日酔い」関連です。
トップは「二日酔いによる頭痛」、第2位は「二日酔いによる吐き気」。とにかくつらい二日酔いは、「これさえなければ、もっとお酒が楽しめるのに……」と思う人も多いかも。
二日酔いにならない飲み方があるなら、ぜひ知りたいところです。
自己流「飲み過ぎ」予防策とアフターケア、多かったのは?
「飲み過ぎ」予防策として多くの読者が頼っていたのは、ウコンドリンクやヘパリーゼ、ビタミンCなどのサプリメント。
飲み会の前に軽く食べておく(乳製品をすすめる人も)、お酒の合間にチェイサーやお茶を挟む、日本酒や白ワインも氷で割る、甘いカクテルなど二日酔いになりやすいお酒を避ける……といった意見もありました。
飲み過ぎた後の対策としてもっとも多かったのは「水分をたっぷりとる」。味噌汁、しじみ汁、梅干しがよいという人や、「二日酔いにならないように、飲んだ後すぐには眠らない(起きてアルコールを分解させる)」という人も。みんな色々と対策をとっているようです。
書くのもおぞましい? 飲み過ぎ体験談
「具体的な飲み過ぎ失敗談」のアンケートには、身に覚えのあるものから「無事でよかった……!」と肩を叩きたくなるものまで、正直すぎる体験談がたくさん寄せられました。
・ハワイの日本料理屋さんで質の悪い日本酒を大量に飲んだら3日酔いになり、せっかくの旅行がパァになりました。(駒子さん・40代女性)
・親戚の集まりでベロベロになりすぎて父親にべったりしていたようで、後日それを聞いてものすごく恥ずかしい思いをした。(ちょもちさん・ 20代女性)
・地下にあるお店で食事をしていて、飲み過ぎて階段を上がれなくなり、おんぶしてもらった。(gardeniaさん・ 40代女性)
・若い頃は酔っぱらって橋の上で寝たり騒ぎすぎたり喧嘩を売ったり買ったり。でもそんなのはまだかわいい方だと思ってます。私の知人に比べると。(あおささん・ 50代女性)
・あり過ぎて書くのもおぞましい。(Niguさん・40代女性 )
このほか、糖質オフ中は酔いがまわるのが早かった、顔の筋肉の痙攣が止まらなくなった、ストレスで飲み過ぎたら急性アルコール中毒のような症状が出た……など、ヘルスケアの面で気になるエピソードをシェアしてくれた人も。
「飲み過ぎ」が体に大きな負担をかけることは無視できません。
「二日酔い」にならない飲み方を知りたい!
専門家に聞きたいこととして多かったのは、やはり「二日酔い」に関する疑問でした。
・二日酔いにならない飲み方、ほんとないですか?(コイコさん・ 50代女性)
・酔い過ぎない居酒屋おつまみ。いつの間にか飲み過ぎているので、適量で抑えられる方法があれば知りたいです。(リョウさん・ 40代女性)
・二日酔いになった時の対策(頭痛薬を飲んでもいいのか?食事はどんなものを食べたらいいのか?)(yuccaさん・ 30代女性)
・吐き気をおさえる方法。観念して吐いたほうがいいのかも知れませんが、その行為自体、心身とも、ものすごいダメージなのでなるべく避けたい。(ゆきさん・ 40代女性)
・飲み過ぎと、ストレスの関係(yukorinさん・ 50代女性)
読者282人に聞いた「食べ過ぎ・飲み過ぎ」アンケート。次回は「食べ過ぎ」にまつわる疑問やお悩みをご紹介します。
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