忘年会続きでお腹まわりがタプタプな今日この頃。今回訪れたのは恵比寿ガーデンプレイスに誕生したLA発の「CLUB PILATES(クラブピラティス)」。アメリカ・カナダで約600店舗展開する世界最大のスタジオの日本第1号店ということで、ヘルシーマッチョなLAガールを夢見ていざ出陣!
「CLUB PILATES(クラブピラティス)」はこんな人におすすめ
初心者〜アスリートまで幅広いレベルに対応 マシンを使って効率的に鍛えたい インナーマッスルを強化したい グループレッスンでワークアウトしたい バランスのよい柔軟性と筋力を身につけたいスタジオの扉を開けると、一面ガラス張りのおしゃれなスタジオが! 隣にはオリジナルウエアのブティックも併設されていました。ワークアウトスペースには最新マシンが並んでおり、見たことのないアイテムもズラリ。そして迎えてくれたのはインストラクターのチサト先生。
「クラブピラティス」には、8つの種類×4つのレベルからなるクラスを用意しているため、ピラティス初心者から、アスリートレベルまで自身のレベルに合わせて選べます。チサト先生もピラティスを始めたきっかけはバレエのパフォーマンス向上のためだったそう。
1人1台の最新マシンを前に、テンションアップ!
レッスンはグループで行われ、ワンクラスごとに1名のインストラクターさんがついてくれます。「好きな位置についてください」と言われ、早速マシンの元に。
1人分のスペースは広々としていて、バネや可動式のベッドに足を乗せるためのバーがついたリフォーマーをはじめ、EXO-チェア、BOSUボール、TRXサスペンショントレーニング、スプリングボードなどさまざまな特殊な機器が用意されていてテンションが上がりました。
基礎コースで、ピラティスの奥深さを知る
今回体験したクラスは8つのレベルの中でもレベル1の初心者向けクラス。ピラティスの基本的なフォームを学び、全身の筋肉バランス・柔軟性を整えていきます。通常のピラティスと違い、自重のワークアウトにマシンを組み合わせることで、動きを補佐したり、逆に負荷をかけることもできるのが「クラブピラティス」の特徴です。
軽くストレッチをしてウォーミングアップしたら、リフォーマの上でのエクササイズがスタート。レベルに応じてリフォーマーの上では50種類以上のトレーニングが可能だそう。
今回トライしたのは骨盤底筋やインナーマッスルが鍛えられるこのポーズ。ボールを膝に挟んだ状態で、足裏でマシンの脚台を押しながら恥骨を引き上げます。ヨガのクラスでも体験したことがありましたが、リフォーマーを使うことでより強度が上がった気がします。
そのほかにもお腹の引き締めに効果が高いピラティスポーズなどにトライ。チサト先生が、フォームの指導をしてくれるので、筋肉の細やかな使い方にも気を配ることができました。
さらにピラティスの真髄を学べたのが器具を使ったこちらのワークアウト。
手の平にゴム紐を引っ掛けて、腕を伸ばしたまま後ろに引っ張るという動作ですが、これがとても難しいんです。思っているよりも、関節が後ろにいかなくて腕筋のなさを実感しました。
頭の中ではバレリーナばりに腕を後ろに引けているイメージなのですが、実際鏡で確認するとほとんど後ろに動かせていなくてショック……。
ヨガでは呼吸とともに柔軟性を高める動きが多いですが、ピラティスは正しい骨格を意識しながら、体幹の筋肉を整える動きが多いので、一見地味だけど、めちゃめちゃ筋肉に効いている実感があります。
そして翌日にはきっちり筋肉痛に。週に1回くらいワークアウトを習慣にすることで、筋肉量が足りない部分を確実に強化し、左右のバランスも整えることができる! と感じました。
リフォーマなどのマシンを使ったピラティスは、プライベートレッスンがほとんどでお値段も高めのイメージ。でも「クラブピラティス」ならよりカジュアルに、グループレッスンで楽しみながらワークアウトすることができそうです。
ピラティスは、骨や筋肉の位置を正しく戻す効果が期待できるので、日頃デスクワークで肩こりや腰の痛みに悩んでいる人にもおすすめです。年齢や体の制限に関わらず、筋力が少ない人でも無理なく続けていけるので、習慣としてライフスタイルに取り入れるのにぴったり。
1月からはレッスンスケジュールが一般公開され、本格的に始動しています。最近お腹まわりが苦しい、体の歪みが気になる、肩こりがキツイ……という人はぜひ一度お試しあれ。
コンディショニングで毎日を快適に
全身を包む“膜”をほぐす! コンディショニングで、身体をよりよい状態へ
ピラティストレーナー・加藤やよいさん|My Favorite Sports vol.032
[クラブピラティス]