大迫 傑選手による日本新記録が生まれた、今年の東京マラソン2020。新型コロナウイルスの影響もあり、一般の部は見送られる形になりましたが、好タイムが連発するなど、いつになく見応えのある大会となりました。
その東京マラソンを主催しているのが東京マラソン財団。今回は、その東京マラソン財団の会員組織「ONE TOKYO」をご紹介しましょう。だって、ランナーやマラソンファンにとっては見逃せないサービスなんですから!
ランニングを愛する人のための組織「ONE TOKYO」
「ONE TOKYO」とは、ランナーはもちろん東京マラソンを支えるマラソンファン、ボランティアも対象とした会員組織。東京マラソンをはじめとするランニングイベントの情報提供や、走力に合わせたランニングクリニック、ランニングアプリの運営など、ランニングにまつわるさまざまなイベントやサービスを提供しています。
クラブメンバーには無料で会員登録ができ、年会費4400円のプレミアムメンバーになると、東京マラソンの先行エントリー権や、イベントの優先参加などの特典も付いてきます。2019年7月末時点での会員数は約58万人。女性の内訳は25.4%で、イベント参加者は40~50代が中心となっています。
オリンピアンが教えるランニングクリニック
「ONE TOKYO」が開催している各種イベントの中でも人気の高いのがランニングクリニック。初心者から上級者まですべてのランナーに共通したランニングの理論と技術を習得するプログラムをはじめ、レベル別のペース走やインターバルトレーニング、レース前のコンディショニングなどのプログラムをオリンピアンが直接指導してくれます。
イベントの中の「アカデミー」というクラスは、サブ4達成(フルマラソン4時間切り)などの目標達成のためのシリーズもの(全4~5回)。座学や実技を中心に、コーチたちとの懇親会なども用意された内容で、自身のランニングフォームをチェックするための動画共有まで行ってくれる濃いプログラムです。
また、「スピードプロジェクト」というクラスは、普段1人ではできない高強度のスピードトレーニングを現役実業団選手がペースメーカーとしてサポートしてくれる、自己タイム更新を目指す上級者向けプログラムです。
月に一度、バーチャルマラソン大会も開催中
東京マラソン財団の公式アプリ「ONE TOKYO APP(無料)」は、仲間と競い合いながらランニングを楽しめるアプリ。自身のラン記録はもちろん、GPSを利用したランコースの共有も可能です。
毎月第2土曜日にはマンスリーバーチャルマラソン(MVM)を開催しており、同じくらいの実力のランナー同士でタイムを競い合うことができます。※2020年3月は中止になりました
東京マラソンといえば、ランナーたちにとっては「いつか参加したい」憧れの大会。「ONE TOKYO」では、東京マラソンに関する情報やエントリー確率を上げるための特典も充実していますので、まずは「ONE TOKYO」に会員登録して、ランライフを一層充実させてみてはいかがでしょうか?
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