知識も経験も豊富で一見完璧に見える女性。しかしその中に、ふと垣間見える言葉遣いや身だしなみ、仕草、コミュニケーションで損している、「なんかもったいない!」と感じる女性が意外と多いこと、ご存じですか?

この連載では、そんな残念ポイントを自分なりにチェックでき、読者のみなさんが真の大人女性に近づくための手ほどきができればと思っています。

初対面で盛り上がる会話(恋愛編)

前回の仕事編に続き、今回は恋愛のシチュエーション編です。飲み会やパーティーなどで初めて会った男性と何から話せばいいか(普通は、男性が会話をリードするものだと思うんですが……苦笑)について解説します。

前回も伝えたように、誰もが共感できるポイントを外さないことはマストです。今回も自分の今までの経験を想像しながら、何から話すか考えてみてください。

Q.初対面の相手との自己紹介後、あなたならどんな会話をしますか?

下の回答の中から、あなたなら、どれを選びますか?

どこに住んでるんですか? どんなお仕事をされてるんですか? 出身はどちらですか?

このあと、それぞれの回答について、僕なりのコメントをしたいと思います。

1.「どこに住んでるんですか?」を選んだあなた

「どこに住んでるんですか?」これに似た質問で、「何歳ですか?」も同様。たしかに、いずれも知りたい情報にはまちがいありません。

ただ、ファーストコンタクトにしては踏み込み過ぎ(苦笑)。プライベートをあまり明かしたくないタイプは、この手の質問は敬遠しがち。

もし、この質問をしたいなら2回目会ったときからが無難かも。だから、不正解。

2.「どんなお仕事をされてるんですか?」を選んだあなた

この質問も、決して悪い質問じゃありません。ただ、相手によっては身辺調査をされている印象を受けるかもしれません。

「この人、会社で人を判断するのかな?」とうがった見方をされるリスクがあるから不正解。

人によっては、自分の仕事内容をあまり言いたくない人もいるので、この質問も2回目以降に徐々に距離を詰めてから聞くようにしましょう。

3.「出身はどちらですか?」を選んだあなた

正解は、3番です。まず出身地を聞くのがGOOD。会社のことや、今の住まい、年齢よりは、すんなり口を割りやすいです(笑)。

僕の場合、まずこの質問から入って、徐々に距離を縮めていきますね。昔、転勤、出張も含めると、47都道府県中、44都道府県は制覇したので、それなりに薄い情報でも共感できます(笑)。

僕みたいに足で稼いだ情報をもっていなくても、ある程度ネットで情報は拾えますから、事前に準備しておくくらいの努力をするのもコミュ力アップには大事なことです。

ファーストコンタクト以降の2回目からは、今の住まい、年齢、仕事、大学名、趣味などの知りたい情報に踏み込めばいいと思います。ただ、一回目は相手がどんなタイプかまだ分からないので、あたりさわりのない無難な内容がいちばんです。

僕の持論ですが、完全に相手が心を許してくれたと感じるトークテーマは、「恋愛テーマ」。とくに、相手が自分の恋愛経験について語りだした時は、心を許している証拠だと思ってください。

恋愛のような、あまり人に大きな声で話せないパーソナルな情報開示ほど、心を開いたバロメーターだと思ってください。最後に僕の裏テクとして、相手との共感ポイントを見つける一番いい方法は、相手のインスタをチェックして趣味などをリサーチしておくといいですよ。

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