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1月11日は開運デー! 「鏡開き」で神様のパワーをいただきます
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1月11日は開運デー! 「鏡開き」で神様のパワーをいただきます

2013-01-09 12:01
    仕事始めも無事に迎え、そろそろお正月気分から抜け出さなくちゃ、な日々。この時期は、新年を迎えるために飾ったモノたちを片付ける時期でもあります。そこで、日本の古いしきたりである「鏡開き」や「小正月」のお作法を調べてみました。



    ■鏡餅を切るのに、包丁を使うのはNG!
    「鏡開き」は一般的に1月11日(地方によっては、4日や15日に行うところもあります)。この日に、お供えした鏡餅を下げ、そのお餅をお雑煮やお汁粉にして食べることで、年神様の御霊を分けていただき、無病息災を祈る行事です。


    今回初めて聞いたのですが、「鏡開き」では「切る」という表現はNGだそう! さらに、鏡餅を割るときは、包丁を使わずに、手や木槌などを使うことがしきたりとなっているとのこと。今まで、包丁で切っていたので反省です。また、鏡餅を食べることを「歯固め(はがため)」ともいい、固いものを食べて歯を丈夫にすると長寿につながることから、おめでたいこととされてきました。

    ■「小正月」は、女性のための休息日
    1月15日は「小正月」と呼ばれ、「どんど焼き」(どんと焼き、左義長(さぎちょう)とも呼ばれる)を行い、門松やしめ飾り、書初めなどを、神社や寺院の境内に持ち寄って燃やす風習があります。この煙にのって、年神様が天上に帰っていくのだそう。お迎えしたら、きちんとお見送りすることも重要なんですね〜。

    さらに、小正月は「女正月(おんなしょうがつ)」とも呼ばれ、暮れから正月にかけて忙しく働いた女性を、せめて1日でも家事から解放してあげよう、とねぎらう骨休みの日でもあったのです。

    ■「小正月」の朝は、小豆粥を食べてヘルシーに!
    もともと、小正月の1月15日の朝には、小豆粥を食べる習慣がありました。古くは「土佐日記」や「枕草子」にも記されており、小豆粥を食べてその年の豊作を祈願していたそうです。さらに、小豆のような赤い色の食べ物は、体の邪気を取り払うとも考えられていました。


    現在では、七草粥ほど浸透していない小豆粥の習慣ですが、小豆には解毒作用があり、むくみも解消する働きがあります。今年は、お正月に食べ過ぎた体をリセットするためにも、お汁粉よりヘルシーな小豆粥に挑戦してみます!

    大人になった今でも、日本の知らないしきたりは、まだまだたくさん。今年は、日本の歳時記をきちんと勉強して、大和撫子を目指してみようかな。

    [お正月ニッポンプロジェクト]
    ※地域や風習により、記事と異なる場合もあります。
    photo by Thinkstock/Getty Images

    text by 中澤小百合
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    ビジネス系出版社を経て、フリーランスのライターに。会社員時代に酷使してしまった心と体を癒すべく、暮らしに取り入れた自然療法の魅力にはまり、現在はアロマ、ハーブ、フラワーエッセンス、各種セラピーに関する記事を主に執筆。ペット専門誌で犬のホリスティックケアや愛犬とのロハスな暮らしの提案も。日本メディカルハーブ協会認定ハーバルセラピスト。

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